2021年3月21日(土)
「柴崎先生還暦Zoomパーティー(柴崎研)」が開催されました
2020年12月28日に柴崎先生が還暦を迎えられました.
柴崎先生,還暦おめでとうございます.
本来であれば盛大な祝賀パーティーを開催し,
これまでの卒業生も含め,一堂に会して還暦をお祝いしたいところでしたが,
コロナ感染拡大防止のため,オンラインでの開催となりました.
2018年度博士後期課程卒業生の金子君が幹事を引き受けてくれ,
3月20日19時30分からオンラインでの還暦Zoomパーティーを企画してくれました.
当日,柴崎先生は出張先の白河市内のホテルからご参加くださいました.
柴崎先生から還暦のご挨拶,参加者からの近況報告に続き,
記念品の贈呈も行われました
バカラの名前入りロックグラス,
日本酒(鍋島),プリザーブドフラワーが記念品として贈られました.
研究室メンバーや卒業生,道総研の森野さんが,
札幌、青森、仙台、新潟、長野、東京、神奈川、京都、福島県内各地などの
それぞれの自宅から,また移動先の車中などから参加してくれました.
社会人となり経験を積んだ卒業生,
いつの間にかお母さん,お父さんになった卒業生,
それぞれの近況報告,学生時代の懐かしい話も飛び出し,
深夜まで大いに盛り上がりました.
休日夜に開催されたオンラインだからこそのリラックスした雰囲気の中
ご家族の飛び入り参加や報告など,
うれしいびっくり!もたくさんありました.
このような機会を与えてくださった柴崎先生に感謝いたします.
健康でこれから益々ご活躍されることをお祈り申し上げます.
また,日程調整やお祝いの品の準備,会計など一手に引き受けてくださった
幹事の金子君,ありがとうございました.
2021年2月12日(金)卒論発表会,
2019年9月23日(月)〜27日(金)
博士後期課程の佐藤ひかるさんがスペインのマラガで行われた
国際水文地質学会(IAH2019)に参加し,発表を行いました
柴崎研究室研究室から
博士後期課程の佐藤ひかるさんと
博士後期課程を卒業し,
現在は産業技術総合研究所に勤務する金子さんが参加し,
発表を行いました.
参加した佐藤さんからの報告です.
9月23日〜27日までスペインのマラガで行われた
国際水文地質学会(IAH2019)に参加してきました.
私は,「Flow path and velocity by 3-D groundwater flow simulation
based on detailed facies analysis of Fukushima Daiichi Nuclear Power Station in Japan」
という題で口頭発表を行いました.
大会開の様子
多くの方に来聴していただきました.
5日間で8つのセッションが行われ,
各国の地下水・水文地質の課題や問題点,
新しい技術や解析の紹介など多岐にわたる発表を聞くことができ
とても勉強になりました.
発表の様子
学会の若手会やディナーにも参加し,
様々な国の方と自国の文化や研究の話で盛り上がりました.
また,学会の中日に行われた巡検では,
カルスト地域の湧水や化学組成について勉強しました.
カルスト地域での巡検の様子
巡検のランチで出たパエリア
マラガから望む地中海
今回の学会参加を通じて,
多くの方に福島第一原発の水文地質状況や
地下水の実態を伝えることができたとともに,
他国の研究者の方々と交流ができ,
とても良い経験となりました.
このような機会を与えてくださった
柴崎研究室や共同研究者の方々へ感謝するとともに,
さらなる研究の発展に生かしていきたいと思います.
2019年5月23日(木)
柴崎教授がJICA東京にて
総合水資源管理研修(A)で「地下水の開発・利用・管理」と題して講義を行いました
バングラデシュ,エジプト,イラン,イラク,ケニア,
ラオス,ミャンマー,スーダンからの
政府機関や水資源関係の職員,
研究者や技術者9名を対象とし,
柴崎教授がJICA東京の講義室にて
地下水の利用や管理についての講義を行いました.
講義の様子
2019年5月11日
裏磐梯地下水現地調査を行いました
毎年恒例で
柴崎研究室の所属学生全員と
参加を希望した3年生5名,2年生1名が参加しました.
裏磐梯スキー場,銅沼,青沼,毘沙門沼,裏磐梯ビジターセンターに加えて,
今年度の調査は人数が増えたこと,
スキー場にて記念撮影(佐藤ひかるさん撮影)
スキー場にて記念撮影(柴崎先生撮影)
調査地へ向かうためには
急なスキー場のゲレンデや長い登り道を登ります.
日陰にはまだ雪が残っていました.
銅沼に向かう様子
まずは磐梯朝日遷移プロジェクトで設置した裏磐梯スキー場の
地下水観測孔のデータの回収と水質測定と井戸洗浄を行いました.
柴崎研究室学生の指導を受け,
現地調査に初めて参加する学生も実際にデータ回収を行いました.
水位計を引き上げる様子
説明を聞く参加者
慎重に採水サンプラーを引き上げる初めて現地調査を行う参加者
次に銅沼へ徒歩で移動して水位データの回収を行い,
昼休憩を取りました.
銅沼では胴長を身に着け,
沼に入って水位計の回収を行いました.
水位計回収の様子
銅沼でのお昼休憩の様子
その後,青沼,毘沙門沼での自記水位計データの回収,
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収も行いました.
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収の様子
現地調査後は研究室に戻り,
「お疲れ様会」を開いて
研究室全員と参加してくれた2・3年生で親睦を深めました.
「お疲れ様会」の様子
柴崎研究室では昨年度に引き続き今年度も
裏磐梯の地下水に関するデータを定期的に回収して分析し,
裏磐梯地域の地下水の研究を行う予定です.
今年度も研究室内で協力し合い,
秋には研究室に新たな意欲ある学生を迎えて,
ますます研究活動が盛んになることを期待させる
今年度最初の柴崎研究室現地調査となりました.
2018年8月17日〜8月20日
第72回地学団体研究会総会(市原)に参加しました NEW
柴ア研究室博士後期課程2年の佐藤ひかるさんが
3年連続でポスター賞とポスター奨励賞を
ダブルで受賞しました!!
8/17〜8/20の日程で千葉県市原市市民会館にて
第72回地学団体研究会総会が開催されました.
第72回地学団体研究会ホームページはこちらから→★
柴崎研究室からは柴崎教授,金子君,佐藤さん,大槻君,
石橋君,齋藤君,佐野君,霜山君,野内君の全員がポスター発表を行いました.
また,2016年度大学院博士前期課程を卒業し,
現在,水と土のコンサルタント会社に勤務する,
相澤さんも昨年に引き続きポスター発表を行いました.
ポスター発表プログラムはこちらから→★
地学団体研究会より,ポスター発表を行った全員の中から
特に優れた会員3名にポスター賞,
若手会員の中から最も優れており,将来の活躍が期待される会員1名に
ポスター奨励賞が授与されました.
柴崎研究室から3年連続,
佐藤ひかるさんが
ポスター賞とポスター奨励賞をダブルで受賞しました.
受賞した佐藤ひかるさんと柴崎教授
ポスター題名
「福島第一原発に隣接する大熊町夫沢川で実施した地質調査結果」
佐藤ひかる(福島支部・福島大学)・柴崎直明・福島第一原発地質・地下水問題団体研究グループ
佐藤さんの受賞の感想です.
「第72回地団研市原総会にて,
昨年に引き続きポスター賞・奨励賞のW受賞をいただくことができました.
本ポスターでは,福島第一原発南側に隣接する夫沢川において,
鮮新統大年寺層の地質学的特徴を調査した結果を発表致しました.
原発団研では,今まで敷地の柱状図や断面図を作成してきました.
今回の調査結果により,この断面図と露頭の層序を対比し,
整合性を確認することができました.
水文地質構造の把握は,現在起きている福島第一原発の汚染水問題の解決策を見出したり
シミュレーションによる将来予測計算のためにも不可欠です.
今後は調査範囲を広げ,広域的地下水流動系も考慮した
地下水シミュレーション解析を行っていきたいと思います.
ポスター完成までご支援・ご指導していただいた皆様に厚く感謝申し上げます.」
2018年7月3日
一般社団法人「環境放射能とその除染・中間貯蔵および環境再生のための学会」より
柴崎教授が表彰を受けました
福島県は,2011年の震災よる東京電力福島第一原子力発電所事故のため
広い範囲にわたり放射線の影響を受けました.
震災直後の混乱が続く中,福島大学では地域に根ざす国立大学として,
客観的な調査の上,正確な情報を提供しようと,
共生システム理工学類教員有志により,
福島大学放射線計測チームを立ち上げました.
柴崎教授も参加し,地質や地下水などに関するフィールドワークの経験を生かして,
放射線計測計画の立案や野外での計測,そして計測結果のマッピングを行いました.
計測チームでは,ホームページを開設して広く情報発信を行いました.
福島大学放射線計測チームHPはこちら→★
このたびこれらの活動が認められ,
環境放射能とその除染・中間貯蔵および環境再生に関する分野において
科学・技術の進歩発展及び福島の環境改善に貢献したとして,
一般社団法人「環境放射能とその除染・中間貯蔵および環境再生のための学会」より
表彰を受けました.
2018年5月12日
裏磐梯地下水現地調査を行いました
5月12日(土)に裏磐梯地下水調査を行いました.
毎年恒例の年度初めに研究室全員が参加して行う現地調査です.
柴崎先生,柴崎研究室大学院生3名,学類4年生4名,
(学類4年生の霜山君は教育実習中のため残念ながら欠席でした)
参加を希望した3年生1名,1年生1名の総勢10名で行われました.
今年度は天気にも恵まれました.
スキー場にて記念撮影01
スキー場にて記念撮影02
まず,磐梯朝日遷移プロジェクトで設置した裏磐梯スキー場の
地下水観測孔のデータの回収と水質測定,井戸洗浄を行いました.
大学院生の大槻君が参加者に,
地下水位の測定や水質サンプリングの方法を説明し,
その後,参加者も実際に測定を行いました.
調査方法を説明する院生の大槻君
メモを取り熱心に説明を聞く参加者
実際に地下水のサンプリングを行う参加者
次に銅沼へ徒歩で移動して水位データの回収を行い,
昼休憩を取りました.
その後,弥六沼や青沼,毘沙門沼での自記水位計データの回収,
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収も行いました.
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収の様子
参加者は熱心にデータ回収の方法についての説明を聞き,
実際に機器の操作を体験しました.
柴崎研究室では昨年度に引き続き,
裏磐梯の地下水に関するデータを定期的に回収して
分析し,裏磐梯地域の地下水の研究を行う予定です.
今回の現地調査での体験は,裏磐梯以外の様々なフィールドでの調査にも
役立ててくれることと思います.
現地調査後は研究室に戻り,「お疲れ様会」を開きました.
教育実習中で現地調査には参加できなかった霜山君も参加し,
研究室全員で親睦を深めました.
「お疲れ様会」の様子
今年度も研究室内で協力し合い,有意義な研究活動ができることを期待します.
2018年3月26日(月)
平成29年度 福島大学 学位授与式が行われました.
柴崎研究室からは学類3名,博士前期課程1名が学位を授与されました
おめでとうございます!
卒業生4名と柴崎教授の記念写真
それぞれの道でのますますの活躍を応援しています.
2017年12月11日〜12月13日
7th INTERNATIONAL GROUNDWATER CONFERENCE (IGWC-2017)へ
柴崎研究室から柴崎教授と3名の大学院生が参加し,口頭発表を行いました
アジア有数の大都市インドの首都,ニューデリーにて,
7th INTERNATIONAL GROUNDWATER CONFERENCE (IGWC-2017)が
National Agriculture Science Complexを会場に開催されました.
本大会は“Groundwater Vision 2030: Water Security,
Challenges and Climate Change Adaptation”と題され,
2030年に向けて地下水を安全に利用し続けるための方策や
今後の課題に焦点が当てられました.
大会HPはこちらから→★
発表会場の様子
昨年に引き続き柴崎研究室からは,
柴崎教授と大学院修士課程の五十石君,博士課程の佐藤さんと金子君が参加し,
それぞれ英語で口頭発表を行いました.
柴崎教授はTechnical Committee Memberとして参加し,
Analysis of deep groundwater development for Arsenic mitigation
と題した基調講演を行いました.
2日目のTechnical Sessionでは,
佐藤さんがGroundwater simulation by 2-D cross sectional model
based on detailed hydrogeological analysis at Fukushima Daiichi NPS, Fukushima,
Japan
発表する佐藤さん
金子君がRelationship between temperature profile and effective thermal conductivity
estimated
by Thermal Conductivity Profiling while Thermal Response Test (TCP/TRT)
in the Aizu Basin, Japan
発表する金子君
五十石君がRelationships between groundwater and cold stored water in Oya area,
Utsunomiya
City, Japan
発表する五十石君
柴崎教授はCurrent conditions of groundwater issues at Fukushima Daiichi NPS,
Japan and groundwater study at Chernobyl NPP, Ukraine
と題して発表を行いました.
会場前での記念撮影01
会場前での記念撮影02
会場であるニューデリーは,深刻な大気汚染が心配されましたが
無事に発表を終えて帰国しました.
参加した五十石君からの参加報告です.
「英語の発表ということで緊張しましたが無事に終えることができ,
とても充実した体験となりました.
学生や研究者,教授など多くの方々が参加されており,
様々な方と交流することができました.
初めてインドを訪れることになり不安もありましたが,
朝昼晩のカレーも美味しく,人も優しかったのでとても楽しく過ごすことができました.」
学会会場での五十石君と金子君
歓迎の文化プログラムの様子
(とび入りで金子君と佐藤さんも踊りに加わりました)
参加者(AGGSメンバー)との記念撮影
柴崎研究室では, 2019年2月にニューデリーで開催される
地下水国際会議(IGWC-2019)にも参加予定です.
2017年8月25日〜8月28日
第71回地学団体研究会総会(旭川大会)に参加しました
総会では,柴ア研究室博士後期課程佐藤ひかるさんが
昨年度に引き続き,ポスター賞とポスター奨励賞を
ダブルで受賞しました!!
8/25〜8/28の日程で旭川市大雪クリスタルホールにて
第71回地学団体研究会総会が開催されました.
第71回地学団体研究会ホームページはこちらから→★
柴崎研究室からは柴崎教授,金子君,佐藤ひかるさん,
五十石君,宮川君,大槻君,
今井君,佐藤あずささん,佐藤舜君の
全員がポスター発表を行いました.
また,2016年度大学院博士前期課程を卒業し,
現在,水と土のコンサルタント会社に勤務する,
相澤さんもポスター発表を行いました.
地学団体研究会より,ポスター発表を行った全員の中から
特に優れた会員3名にポスター賞,
若手会員の中から最も優れており,
将来の活躍が期待される会員1名に
ポスター奨励賞が授与されました.
柴崎研究室からは昨年に引き続き,
佐藤ひかるさんが
ポスター賞とポスター奨励賞をダブルで受賞しました.
2年連続の快挙です!!
ポスター題名
「南相馬市南部における大年寺層中の未固結な砂層の地質学的特徴とその分布
−福島第一原発に分布する帯水層の再検討−」
佐藤ひかる(福島支部・福島大学)・宮地良典(東京支部)・
柴崎直明(福島支部・福島大学)・福島第一原発地質・地下水問題団体研究グループ
受賞した佐藤ひかるさん
佐藤さんからいただいた受賞の感想です.
「第71回地団研旭川総会にて,
ポスター賞・奨励賞のW受賞をいただくことができました.
今年は,南相馬市南部に分布する未固結な砂層が
福島第一原発の敷地にある“中粒砂岩層”と同等のものなのか,
類似点や分布域を調査し検討した結果を発表しました.
この研究はまだ途中段階ですが,
学会に参加した多くの方々からの意見に刺激をいただきました.
今後も受賞を励みに研究を積み重ねていきたいと思います.」
(佐藤ひかる)
参加者にポスターの説明をする金子君
参加者にポスターの説明をする五十石君
参加者にポスターの説明をする宮川君
参加者にポスターの説明をする大槻君
参加者にポスターの説明をする今井君
参加者と談笑するあずささん
参加者にポスターの説明をする相澤さん
2017年5月13日
柴崎研究室恒例 裏磐梯地下水現地調査を行いました
5月13日(土)に裏磐梯地下水調査を行いました.
毎年,年度初めに研究室全員が参加して行う現地調査です.
今年度も柴崎研究室全員そろって行うことができました.
(学類4年生の今井君は教育実習中のため残念ながら欠席)
自主的に参加を希望した3年生も多数参加してくれました.
裏磐梯地域は一日中あいにくの雨でしたが
柴崎先生,柴崎研究室大学院生5名,学類4年生2名,
参加を希望した3年生5名の総勢13名で行われました.
毘沙門沼にて現地調査参加者全員での記念撮影
まず,磐梯朝日遷移プロジェクトで設置した裏磐梯スキー場の
地下水観測孔のデータの回収を行いました.
大学院生の大槻君が,参加した3年生に
温度プロファイル測定や水質サンプリングの方法を説明しながら行いました.
説明する大槻君と熱心に聞き入る3年生
弥六沼,毘沙門沼での自記水位計データの回収,
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収も行いました.
弥六沼でのデータ回収の様子
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収の様子
毎年行っている銅沼でのデータ回収は雨のため断念しました.
しかし今年の現地調査は3年生も多数参加してくれ,
熱心にデータ回収の方法についての説明を聞き,
実際に機器を操作してみたりして
雨の中の現地調査を盛り上げてくれました.
柴崎研究室では例年通り,裏磐梯の地下水に関するデータを定期的に回収して
分析し,裏磐梯地域の地下水の研究に役立てていく予定です.
2017年3月24日(金)
平成28年度 福島大学 学位授与式が行われました.
柴崎研究室からは学類2名,博士前期課程2名が学位を授与されました
おめでとうございます!
卒業生4名と柴崎教授の記念写真
研究室全員での記念写真
学位授与式の後には市内ホテルにて卒業祝賀会が開催されました.
卒業祝賀会での記念写真
それぞれの道でのますますの活躍を応援しています.
2017年3月14日(火)
喜多方市役所において
「喜多方の地下水〜保全と活用〜」
と題した講演会が行われました
講師として柴崎教授,研究室の学生も参加し,
喜多方の地下水の現状と今後の活用に向けた取組みについて発表しました.
議員の方,関係する県の職員やNGO職員,ボランティアの方や一般市民の方など
多彩な参加者とともに喜多方の地下水の未来を考え,意見交換を行いました.
講演会ポスター 詳しくはこちら ★
講演を行う柴崎教授
発表する神野さん(学類4年)
発表する金子君(博士後期課程)
2017年3月10日(金)
2016年度 柴崎研究室 卒業生送別会が行われました
2016年度柴崎研究室 卒業生送別会がおこなわれました.
学類4年生の大槻君,神野さん
博士前期課程の相澤君,佐藤さんの4名が卒業です.
神野さん,相澤君は柴崎研究室で培った専門性を生かして一般企業へ就職
大槻君は研究をより深めるために福島大学博士前期課程へ進学
佐藤さんはドクター取得を目指して福島大学博士後期課程へ進学です.
卒業送別会は研究室3年生が企画運営を行い,
柴崎研究室全員が参加して卒業を祝いました.
卒業生の皆さんには研究室から
記念色紙(柴崎研究室全員で作成した通信簿)と記念品が贈られました.
記念品を受け取る大槻君
記念品を受け取る神野さん
記念品を受け取る相澤君
記念品を受け取る佐藤さん
2016年12月3日(土)〜4日(日)
福島大学にて「第21回アジア地下水汚染フォーラム」が開催されました
第21 回アジア地下水ヒ素汚染フォーラムを,
メコン川流域地下水ヒ素汚染研究グループ
2016 年12 月3〜4 日に福島大学で開催されました.
フォーラムについて詳しくは こちらをご覧ください.
第21回アジア地下水ヒ素汚染フォーラムの第3回案内(サード・サーキュラー)へのリンク
フォーラムには39名が事前登録にて、3名が当日受付にて,合計42名の方にご参加いただきました.
また、フォーラム翌日の巡検にも24名の方にご参加いただきました.
バス巡検の最後に撮影した記念写真
画像はこちらからダウンロードください
★
2016年10月5日〜10月7日
FIRST INDIAN NATIONAL GROUNDWATER
CONFERENCE (INGWC-2016)
(第1回インド国内地下水会議)に柴崎研究室から3名が参加し
口頭発表をおこないました
インド中央部に位置する大都市ハイデラバードにあるJawaharlal Nehru Technological University(ジャワハルラルネルー工業大学,JNTU)で,第1回インド国内地下水会議(INGWC-2016)が開催されました.
柴崎研究室からは柴崎教授と大学院修士2年生の相澤雄流君,修士1年生の宮川兼太君が参加し,
それぞれ英語で口頭発表を行いました.
柴崎教授は,Session-VI: Groundwater Modelingの基調講演者として,Necessity of Precise Hydrogeological
Modeling for Tackling Contaminated Water Issues at Fukushima Daiichi Nuclear
Power Station, Japanと題した講演を行いました.
また,宮川君と相澤君も,同じ地下水モデルのセッションで,
それぞれAnalysis on Land Subsidence Properties by Long-Term Observation Record
in Kanazawa Plain, Japan(Miyakawa, K. and Shibasaki, N.)とUnconfined Groundwater
Flow in Granitic Areas in Abukuma Mountains, Northern Japan(Aizawa, Y.
and Shibasaki, N.)を発表しました.
このほか,柴崎教授はTS-III: Groundwater Recharge and Augmentationの司会を務めるとともに,最終日のPanel
Discussionでも指名されて発言しました.
インドのハイデラバードには,かつて柴崎教授が客員研究員として滞在していた
インド国立地球物理学研究所(NGRI)があり,当時の研究仲間との再会を果たしました.
インドは世界で最も地下水利用量の多い国として知られており,
地下水の過剰揚水による様々な地下水障害が発生しています.
そのため,近年,毎年のように地下水の国際会議が開かれてきました.
今後は,1年ごとに地下水の国際会議と国内会議を開催するそうです.
柴崎研究室では,今後もインドの地下水問題を注視し,
2017年12月にインドのデリーで開催される地下水国際会議(IGWC-2017)にも参加する予定です.
!
JNTUの会議場前で,右から相澤君,宮川君,柴崎教授(2016年10月5日)
基調講演を行う柴崎教授(2016年10月6日)
宮川君の口頭発表(2016年10月6日) 相澤君の口頭発表(2016年10月7日)
INGWC-2016初日の晩に開催されたCulture Program(インド舞踊)
柴崎教授がインド国立地球物理学研究所(NGRI)滞在時に共同研究者だった
V. V. S. Gurunadha Rao博士と26年ぶりの再会
花崗岩の巨岩の上に建設されたゴールコンダ・フォート(ハイデラバード近郊)
2016年9月12日(月)
柴崎教授がJICA東京にて
総合水資源管理研修(B)で「地下水の開発・利用・管理」と題した講義を行いました
インド,タイ,カンボジア,インドネシア,マレーシア,ミャンマー,
ネパール,ナイジェリア、フィリピンからの
政府機関や水資源関係の職員,研究者や技術者12名を対象とした講義です.
地下水の利用や管理についての講義を行いました.
この研修では,柴崎教授が2004年にエチオピアで実施した
地下水モデル研修に参加したナイジェリア人研修生と,12年ぶりに再会しました
参加者との記念撮影
2016年7月1日
柴崎教授が分担執筆した本
『Groundwater Assessment, Modeling, and Management』
が出版されました
2016年7月1日に,世界的に有名なTaylor & Francis GroupのCRC Pressから,
M. Thangarajan氏(NGRI)とVijay P. Singh氏(Texas A&M University)が編集した
『Groundwater Assessment, Modeling, and Management』が出版されました.
柴崎教授も2014年からこの本の執筆に加わり,「Transport Modeling」の章の中で,
「Precise Hydrogeological Facies Modeling for Vertical 2-D and 3-D Groundwater
Flow, Mass Transport, and Heat Transport Simulation」(ページ251-267)を単著で執筆しました.
511ページに及ぶこの本には32編の論文が掲載されており,
インドや世界各国の計84名が執筆しています.
日本からの執筆者は,柴崎教授だけとなっています.
この本には,インドや日本をはじめ各国における過去数十年の
地下水探査や地下水研究に関する取り組みなどが紹介されています.
CRC Pressによるこの本の紹介パンフレット
編者の一人,Dr. M. Thangarajan氏(インド国立地球物理学研究所,NGRI)と
INGWC-2016(ハイデラバード)の会場で
2016年8月19日〜8月23日
第70回地学団体研究会総会(小川町)にて
柴崎研究室博士前期課程2年佐藤ひかるさんがポスター賞を
同じく博士前期課程1年の五十石浩介君が
をダブルで受賞しました!!
8/19〜8/21の日程で埼玉県小川町のリリックおがわにて
第70回地学団体研究会総会が開催されました.
柴崎研究室からは柴崎教授,神野さん,大槻君,
宮川君,五十石君,相澤君,佐藤さん,
金子君の全員がポスター発表を行いました.
地学団体研究会より,ポスター発表を行った全員の中から
特に優れた会員3名にポスター賞,
若手会員の中から最も優れており,将来の活躍が期待される会員1名に
ポスター奨励賞が授与されました.
柴崎研究室から佐藤ひかるさんがポスター賞を,
五十石浩介君はポスター賞と,
ポスター奨励賞をダブルで受賞しました!
受賞した佐藤さん
佐藤さんから受賞の感想です.
「この度は,このような素晴らしい賞をいただき誠に嬉しく思います.
私は,福島第一原子力発電所の地下地質構造と地下水流動について
また,福島第一原発地質・地下水問題団体研究グループ(原発団研)に所属し,
団研メンバーとともに原発敷地内の地質構造と地下水流動の解明を目的とし,
日々積極的に活動をしています.
原発周辺は立ち入ることができないため露頭調査もできず,
公表された資料を1つひとつ丹念に読み解き
独自のデータを作成することしかできないもどかしい状況ですが,
地質・地下水の専門的立場から現在の汚染水問題の解決に向けて日々努力をしています.
これからも原発団研メンバーとともに緻密で正確な作業を積み重ね,
ポスター賞に恥じないような研究を行っていきたいと思います.」
(佐藤ひかる)
受賞した五十石君
五十石君から受賞の感想です.
「ポスター賞&ポスター奨励賞をいただくことができ,大変うれしく思います.
ご指導してくださった柴崎先生と川崎地質(株)の藤原様,
現地調査にご協力いただいた方々に感謝申し上げます.
今回の受賞を励みに,さらに大谷地域の研究に一生懸命取り組んでいきたいと思います.」
(五十石浩介)
参加者からの質問に答える神野さん 参加者からの質問に答える宮川君
参加者からの質問に答える金子君
ポスター発表を行った大槻君 ポスター発表を行った相澤君
2016年6月19日〜6月23日
柴崎研究室博士前期課程の佐藤ひかるさんが
6th International Congress Arsenic in the Environment (As2016)
で発表を行いました
6/19〜6/23の日程でスウェーデンのストックホルム大学で開催された国際会議
6th International Congress Arsenic in the Environment (As2016)に
博士前期課程2年の佐藤ひかるさんが参加しました.
この国際会議は,世界各地で発生しているヒ素による地下水汚染と健康被害を
検討することを目的に2年に一度開催されており,
メキシコ,スペイン,台湾,オーストラリア,アルゼンチンについで
今回が6回目となります.
今回のテーマは,「ヒ素の研究と地球規模での持続性」でした.
会場となったストックホルム大学は,
スウェーデンの首都ストックホルムに1878年に設立された大学で
毎年12月にノーベル賞受賞者の記念講演の会場がある歴史ある大学です.
ストックホルム大学内にある発表会場(Aula Magna)
佐藤さんは国際航業(株)の伊東さんとともにメコングループ代表として参加し,
大会3日目の6月21日に
「Groundwater arsenic and extent of contamination along the Mekong River,Vietnam.」
(Ito, T., Sato,H., and Shibasaki, N., 2016, Arsenic Research and Global
Sustainability,
As 2016, 70-71, CRC Press.)
と題して発表を行いました.もちろん発表は英語です.
以下,佐藤ひかるさんからの参加報告です.
国際航業(株)の伊東さんと発表の様子
発表内容は,今までメコングループがどのような活動をしてきたかの紹介になります.
メコングループでは,メコン川沿いの地下水ヒ素汚染問題に取り組んでいます.
ベトナムでメコン川の北西に位置するタイ島は,地下水がヒ素で汚染されており,
その水を飲んでいる住民がヒ素中毒やその兆候を持っていました.
タイ島の水質調査や地質調査で分かったことは,
ヒ素濃度が高い地点はメコン川の旧河道沿いに分布するということです.
また,メコングループは,地下水のヒ素汚染状況を調査するだけでなく,
タイ島に給水施設を作り,住民が安全な水にアクセスできるようにしました.
このように,メコングループは地下水がヒ素で汚染された原因やヒ素の地下水への溶出メカニズムを
研究するとともに,安全な水へアクセスできるような活動を続けています.
多くの国の専門家たちが集まる中での発表はとても緊張しました.
メコングループで作成した給水施設に関する質問や地質年代に関する質問が出ましたが,
何とか答えることができました.
ノーベル賞受賞者がプレゼンする会場で発表することができ,
国際会議開催中の21日には,ノーベル賞受賞者のダンスパーティーが行われる会場を
使って晩餐会が行われました.
各国の参加者と交流し,情報交換を行うことができました.
下の写真は,フランス人の女性の参加者とお互いの研究について話している様子です.
晩餐会にてフランス人参加者との交流
晩餐会の食事はバイキングでとてもおいしい料理ばかりでした.
晩餐会会場にて各国からの参加者と交流
国際会議中の6月22日に行われたUto島の巡検にも参加しました.
写真中央の男性の方は巡検案内者です.
Uto島を端から端まで移動し,岩石や地形についての説明を聞きました.
Uto島にはもともと鉱山があり,鉱物や昔の生活の様子を展示した小規模な博物館などがありました.
Uto島は主に,ペグマタイト・雲母片岩・片麻岩・
石英斑岩・石灰岩・苦灰岩からなります.
磁鉄鉱を多く含むペグマタイト(花崗岩)に磁石を付けて確認するなど,
Uto島の巡検の説明者
Uto島の巡検で観察した岩石 (磁鉄鉱を多く含むペグマタイト(花崗岩)
その他,国際会議参加時の様子を紹介します.
発表を終えて伊東さんとお疲れさま会 小セッションの様子
ストックホルムの美しい街並み 初めて味わうトナカイ料理
歴史あるストックホルムの風景 美しいストックホルムの白夜
今回の国際会議は多くの国の方々と交流ができ,とても良い体験ができました.
改めて英語の大切さを知りましたし,各国のヒ素に関する研究を聞いて
メコングループでのヒ素研究や自分自身の修士論文研究を
これからも深めていきたいと感じました.
海外での国際会議参加はこれで2度目,ベトナム調査は今年で3度目になります.
国際会議に参加することで各国の研究者たちが積極的に研究に取り組んだ結果を
聞き自分の足りないところや学ぶべきことが見えてきますし,
国際会議や海外調査を通して多くの方とつながりができるのは,とても楽しいことです.
このような機会を与えてくれた柴崎研究室とメコングループの方々に感謝です!
Uto島にて巡検参加者との記念写真
2016年5月15日
毎年恒例 柴崎研究室
裏磐梯地下水現地調査を行いました
5月15日(日)に裏磐梯地下水調査を行いました.
今年度初めての柴崎研究室全員そろっての調査です.
参加者は柴崎先生,柴崎研究室大学院生5名,
学類4年生2名,自主的に調査へ参加してくれた2年生1名の総勢9名です.
緻密でたくましい研究室男性メンバー
しっかりもので明るい研究室女性メンバー(?)
まず、磐梯朝日遷移プロジェクトで設置した裏磐梯スキー場地下水観測孔のデータ回収を行いました
温度プロファイル測定,水質サンプリングを行いました.
スキー場でのデータ回収の様子
次に、銅沼で水位・水温データの回収と水質調査を行いました.
胴長をはき,腰まで水に浸かっての調査です.
銅沼でのデータ回収の様子
その後弥六沼,毘沙門沼での自記水位計データの回収,
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収を行いました.
弥六沼でのデータ回収の様子
5月らしいさわやかな天気に恵まれた現地調査でした.
今年度も裏磐梯の地下水に関するデータを定期的に回収し、分析する予定です.
平成28年3月25日(金)
学類生4名,博士前期課程1名が卒業しました
ご卒業おめでとうございます!
卒業生5名と記念写真
研究室全員での記念写真
2016年3月25日に福島大学の卒業式が行われました.
柴崎研究室からは学類4名,博士前期課程1名が卒業です.
学類4年生の一條君と渡部君は社会人に,
五十石君と宮川君は博士前期課程課に進学です.
博士前期課程を修了した金子君は博士後期課程に進学です.
それぞれの道でのますますの活躍を応援しています.
平成28年3月7日〜3月8日
JICAキューバ人研修生を喜多方に案内しました
ICAを通じて日本で研修中の5名のキューバの方々を
3月7〜8日の2日間の日程で喜多方に案内しました.
≪参加した学類3年生神野さんからの報告です≫
7日は日橋川見学,恋人坂から会津盆地の見学,
喜多方市役所わき御清水公園見学(御清水と柴崎研設置観測孔の見学),
カンプク清水見学,稲村地区と下中村地区の冬水田んぼ実験地および観測孔の見学を行いました.
下中村の冬水田んぼでは,福島県土地・水調整課の青柳さんが
冬水田んぼについて説明してくださいました.
8日は喜多方市役所で副市長さんを表敬訪問させていただきました.
その後会議室をお借りして、柴崎先生と金子さんに
地下水の現状や喜多方での取り組みについての説明をいただきました.
午後からは裏磐梯・猪苗代方面を案内しました.
平成28年2月11日〜2月13日
柴崎研究室博士前期課程の佐藤さんと金子君がインドで開催された
国際学会Sixth International Groundwater Conference
(IGWC 2015)
で発表を行いました
3日間の日程でインドのチェンナイ,SRM Universityで開催されました.
27年12月11日,12日に開催予定でしたが,
チェンナイの甚大な洪水被害により2か月延期されての開催でした.
そのため,当初参加予定だった柴崎教授がスケジュールの都合で参加できなくなり
佐藤さん,金子君の学生2人での参加となりました.
学会HPはこちらから ★
≪佐藤さんからの出張報告です≫
会場のSRM University前にて
アメリカ,イギリス,中国,オーストラリア,韓国,日本,バングラデシュなどから
研究者や学生が多数参加し,地下水に関するテーマで発表が行われました.
日本から参加したのは2人だけでした.
学会会場の様子
私は「The analysis of groundwater quality and groundwater flow in Minamisouma
City,Fukushima,Japan」
金子君は「Possibility of aquifer classification based on groundwater temperature
profile in Aizu Basin,Japan」と題した発表を行いました.
緊張しましたが、無事に発表を終えることができました.
学会発表証明書を受け取った2人とマイルスオミ教授
初めてのインド訪問でしたが食事がおいしく,
SRM Universityの方々にも親切にしていただき,充実した国際学会参加となりました.
学会では,大学で行われたこともあり多くの学生や教授,研究者の皆さんと
意見交換や交流をすることができました.
インドでの食事の様子
インドのカレーはスパイシーで,毎日3食カレーでした.
フルーツはとても甘く美味しかったです.上の写真は2日目の
夜にレストランへ食事に行ったときの写真です.
世界遺産の海岸寺院見学
学会発表が終わった後は,マハーバリプラムへ世界遺産を見に行きました.
クリシュナのバターボールや,アルジュナの苦行のレリーフを見学し,
インド世界遺産の壮大さに感動しました.
これらの寺院は花崗岩を掘削して作られています.
平成27年11月29日〜12月1日
柴崎研究室に新しく配属された3年生の研修を目的として
信州巡検を行いました
11月29日〜12月1日の2泊3日の日程で
柴崎研究室に新たに配属になった3年生を中心に信州巡検を行いました.
参加者は3年生の神野さん,大槻君,
博士課程前期1年の相澤君,佐藤さん,
博士課程前期2年の金子君,柴崎教授の6名です.
長野県大町建設事務所に勤務する,柴崎研究室卒業生の山岸君が
安曇野市の案内役を務めてくれました.
また,安曇野市役所や山岸君の上司の方,(株)サクセンの方にも
説明や案内をしていただき,大変お世話になりました.
ご案内いただいた方々と参加者全員での記念撮影(長峰山山頂にて)
11月29日は長野県佐久市や東御市の地質見学を行いました.
この地は,柴崎教授が学生時代に卒業研究のフィールドとしていた思い出深い場所です.
また、夜は松本市で元信州大学副学長の小坂共栄先生(構造地質学)や
信州大学の大学院生にお会いし,
佐久市(旧望月町)での露頭見学の様子
30日は安曇野市役所の方や長野県大町建設事務所の方,(株)サクセンの方の案内で
安曇野市の地下水や湧水などの見学を行いました.
サクセンの方の案内で地下水観測井を見学する様子 安曇野市の農業用水等の説明を受ける様子
安曇野わさび田湧水群(名水百選)の見学 特別に許可を得て,わさび田を見学しました
12月1日は学芸員の近藤洋一さんの案内で,野尻湖と
野尻湖ナウマンゾウ博物館の見学を行いました.
近藤さん案内での野尻湖ナウマンゾウ博物館を見学
信州の地質や地下水,湧水について理解を深めるよい研修となりました.
また,安曇野では天候に恵まれて,美しい北アルプスを望むことができ,
昼食ではおいしい蕎麦も味わえて,大変充実した巡検でした.
平成27年9月21日〜25日
博士前期課程2年の金子君がドイツ,ベルリンで開催された
「FEFLOW 2015 CONFERENCE」に参加しました
「Groundwater Flow and Heat Transport Simulation using FEFLOW
with Detailed Facies Analysis in Aizu Basin, Fukushima, Japan.」
と題して福島県会津盆地の地下水流動と地下水温分布についての発表を行いました.
初めての国際学会へ,たった1人での参加となりました.
慣れない海外でトラブルもありましたが,無事に発表を終え,帰国することができました.
ブランデンブルク門前にて(ベルリン市内)
学会会場の様子
平成27年9月30日(水)
五十嵐さんが博士前期課程を卒業しました
ご卒業おめでとうございます!
博士前期課程2年,社会人 秋入学の五十嵐さんが
修士論文「水文地質構造に基づく会津盆地における地中熱利用適地研究 」
をまとめて卒業しました.
仕事と研究の両立,お疲れお疲れさまでした.
これからも,ますますのご活躍を研究室一同で応援しています.
研究室にて記念撮影
平成27年9月3日(木)
柴崎教授が水資源機構本社にて
総合水資源管理研修(B)で「地下水の開発・利用・管理」と題した講義を行いました
バングラデシュ,ブラジル,マレーシア,モザンビーク,タジキスタン,ベトナムなどの
国々の政府機関や水資源関係の職員,研究者や技術者15名を対象とした講義です.
地下水の利用や管理についての講義を行いました.
皆さん積極的に参加さていました.
参加者との記念撮影
2015年8月21日〜7月25日
地学団体研究会第69回総会糸魚川大会に参加しました
地学団体研究会第69回総会が新潟県糸魚川市にて開催されました.
柴崎研究室からは柴崎教授,大学院生の金子君,佐藤さんと相澤君,学類4年の五十石君が参加しました.
地団研福島支部の自己紹介
柴崎教授は「原発問題に地質屋はどう取り組むのか?」と題した原発シンポジウムにて
「福島第一原発の最新状況と原発団研の活動」と題した講演を行いました.
また,柴崎教授が「福島第一原発地質・地下水団研の発足と南相馬市の大年寺層の特徴」,
金子君が「福島県会津盆地における微動アレイ探査による地下地質構造の予察的検討」,
佐藤さんが「福島県南相馬市における地下水の水質と地下水流動系」,
相澤君が「ルワンダ共和国キガリ市の地下水水質の特徴と地下水流動」,
五十石君が「福島盆地の地下水流動と地下水の水質分布」
と題したポスター発表を行いました.
ポスターの説明をする金子君 質問に答える佐藤さん
ポスターの説明をする相澤君 ポスターの説明をする五十石君
1泊2日の巡検では,ジオパークになっている佐渡島にて水中火山岩類や地層などの見学を行いました.
天候にも恵まれ,さまざまな岩石や地層,化石などの観察ができました.
隆起した宿根木海岸にて案内人の説明を聞く 小木半島沢崎海岸潜岩での枕状溶岩の観察
2015年6月2日〜7月1日
柴崎教授が技術移転のためキューバへ出張しました
独立行政法人 国際協力機構(JICA)が実施している技術協力プロジェクト
「キューバ国地下帯水層への塩水侵入対策・地下水管理能力強化プロジェクト(第3年次)」のため
今年もキューバに約1か月間出張しました.
6/5ハバナ市内のCUJAE総合大学で,学生向けの物理探査実習を行いました.
参加した学生は,地球物理探査学科に所属しており,
多くは将来,石油関係の企業(公社)に就職するそうです.
女子学生の割合が多いのが特徴的でした.
6/12には水関係の国際会議”Cubagua”(Cubaとスペイン語で水を指すAguaを合わせたもの)において
と題した講演を行いました.
学会プログラム 発表証明書
カウンターパート機関GEARHの人たちとの会議場での記念写真
Cubagua会議場には,役所や企業から多数の出展がありました.
講演会場では同時通訳が行われており,柴崎教授の発表は英語で行い,
参加者は大型スクリーンに映し出されるパワーポイントを見ながら,
ワイヤレス装置でスペイン語同時通訳の音声を聞きました.
発表後には,メキシコやコロンビアからの参加者と地盤沈下について懇談しました.
そのほか,ハバナの南東にあるマヤベケ県の事務所や
ハバナ南西にあるアルテミサ県(ハバナから南西約40km)でも,
地下水モニタリングと地下水モデルの技術研修などを行ってきました.
現地事務所でパワーポイントを使い地下水位データの整理と解析について講義を行っている様子
アルテミサ県での研修の様子
地下水モデル研修実践編の講義の様子
ハバナ市の海沿いのホテルで行われた,JICAプロジェクト主催技術セミナーでの昼食の様子
キューバでは,地下水モデルを扱う女性が多いことが特徴的でした.
出張終盤にはキューバ水利庁での会議にも出席しました.
キューバでは地下水モデル技術とモニタリングネットワークを活用した地下水管理が
検討されており,
今年はアメリカとキューバの国交正常化の動きが高まる中,
例年に比べ滞在先ホテルの確保に苦労しました.
観光客も増えたように思えます.
最後に2015年のカリブ海沿いホテルと海,キューバの街並みです.
2015年5月27日
水資源機構本社にて行われたJICA中東地域総合水資源管理研修において
柴崎教授が講義を行いました
「地下水の開発・利用・管理」と題した講義を行い,
多くの研修生の方から感謝の声をいただきました.
2015年5月16日
恒例 柴崎研究室主催 裏磐梯地下水調査を行いました
5月16日(土)に裏磐梯地下水調査を行いました.
参加者は柴崎先生,藪崎先生,柴崎研究室大学院生3名,
柴崎研究室4年生4名と横尾研究室4年生1名,
柴崎研究室を訪問した3年生6名の合計16名でした.
磐梯朝日遷移プロジェクトで設置した裏磐梯スキー場地下水観測孔のデータ回収と
温度プロファイル測定,水質サンプリングを行いました.
また,銅沼で水位・水温データの回収と水質調査を行い,
その後,弥六沼,毘沙門沼での自記水位計データの回収,
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収を行いました.
今年度は参加者が多く,和気あいあいのにぎやかな調査はとなりました.
調査開始時は雨でしたが予定していたデータはすべて回収できました.
平成27年4月
川原一之著「いのちの水をバングラデシュに ―砒素がくれた贈りもの―」が出版されました
本書にはバングラデシュ砒素汚染問題に長く取り組んできた柴崎教授も登場します
バングラデシュでは3000万人が飲む井戸水に砒素汚染が見つかり,
5万人を超えるヒ素汚染中毒患者が出ています.
本書は,なぜデルタ地帯の地下水に砒素が入るのか,
どうずれば安全な水を供給できるのか,
維持管理体制をどのように築けばよいのか,
砒素の危険をどのようにしたら地域の人に伝えることができるのかを
全力で考え,行動し続けたアジア砒素ネットワーク(AAN)と応用地質研究会,
JICAの活動の記録を,AAN理事である川原一之さんによってまとめられた書籍です.
本文に加え,地図や写真,活動にかかわってきた方々のコラムも交えて
大変読みやすい内容になっています.
本書の中には,このプロジェクトに取り組むきっかけをつくるとともに,
汚染のメカニズムを解明し,安全な水の供給を目指して研究を続けている柴崎直明教授も登場します.
また,柴崎研究室卒業生で,現在,青年海外協力隊員として
バングラデシュの公衆衛生工学局(DPHE)ジェソール県事務所に派遣されている澤橋絹代さんも
若い力として登場します.
既に本研究室HPでも紹介した2014年12月の柴崎教授と研究室学生金子君の
バングラデシュ現地調査についても取り上げられています.
お気軽に研究室にて閲覧ください.
また、福島大学附属図書館でも貸し出しが可能となりました.
これまでの柴崎研究室での取り組みはメコングループをご覧ください.
著書についての詳細 アジア砒素ネットワークHP
書名:「いのちの水をバングラデシュに―砒素がくれた贈りもの―」
著者名:川原一之
出版社:佐伯印刷(株)出版事業部
定価:1500円+税(B6判;208ページ)
2014年12月23日〜12月31日
柴崎教授,金子君がバングラデシュで現地調査を行いました
バングラデシュでは地下水ヒ素汚染問題が深刻な社会問題になっています.
柴崎研究室では,アジア砒素ネットワークや新潟大学・九州大学との共同研究で,
地下水ヒ素汚染機構の解明に取り組んでいます.
今回は応用地質研究会の現地活動に,院生の金子君とともに参加しました.
これからの地下水ヒ素汚染対策を検討するための聞き取り調査や現地視察,
データ収集,これまで行った対策の成果確認などを行ってきました.
現地ジェソールでは,柴崎研究室卒業生で,現在,青年海外協力隊員として
公衆衛生工学局(DPHE)ジェソール県事務所に派遣されている澤橋さんが案内役を務めてくれました.
ジェソールに赴任して1年半となります.
はつらつとした笑顔でベンガル語を自在にあやつり,現場を取りまとめ,
頼もしく活躍する姿を見ることができました.
村での聞き取り調査の様子
現地で活躍する澤橋さんとの再会
井戸水のヒ素濃度測定 土取り場での地質調査
小学校に設置された深井戸の視察 村の青年と会話する金子君
アジア砒素ネットワークの援助でつくられた浄水施設とそれを利用する現地の人々
2014年11月
安心・安全でおいしい地下水連絡協議会より
「安全・安心でおいしい第5回地下水サミット」講演のお礼状と記念写真が届きました
2014年11月10日・11日
11月10〜11日古殿町勤労者体育センターで開催された
「安全・安心でおいしい第5回地下水サミット」に参加しました
古殿町で開催された「安全・安心でおいしい第5回地下水サミット」において
柴崎教授が「事例紹介」と「サミット司会」を行いました.
研究室4年生の相澤君も参加し、ルワンダでの卒業研究のポスターを紹介しました.
また,これまで柴崎研究室で取り組んできた研究をまとめたポスター展示も行いました.
開催案内はこちらから★
2014年8月20日
研究室学生,相澤君のルワンダ国キガリ市への海外演習出発式が行われました
学類4年生の相澤君が8月24日から10月5日の予定で
ルワンダ国キガリ市にて花崗岩中の地下水に関する現地調査を行います.
大学内で出発式が行われました.
ルワンダ国の概要や演習の計画について説明する相澤君
ルワンダ国キガリ市では地下水に関する資料取集,地下水に関する現地調査などを行う予定です.
また,現地の学校を訪問し,生徒を対象に地下水利用実態アンケート調査や
地下水に関する授業を行う予定です.
2014年7月25日
金子君が福島民報電子版記事に掲載されました
産総研のRA(リサーチアシスタント)として採用された柴崎研究室の金子君が,
福島民報電子版に掲載されました.
大きくて見やすい画像はこちら★
2014年5月29日〜6月27日
柴崎教授が技術移転のためキューバへ出張しました
独立行政法人 国際協力機構(JICA)が実施している技術協力プロジェクト
「キューバ国地下帯水層への塩水侵入対策・地下水管理能力強化プロジェクト(第2年次)」のため
キューバに約1か月間出張しました.
主な業務はキューバ国の技術者に地下水モデル作成技術や地下水資源管理技術を移転することです.MODFLOWを使った地下水モデル研修の様子です.
ノートパソコンを使う研修生,後ろは一緒に地下水モデルを教えているLeiさん
現地調査も行いました.
試掘予定地点で議論するカウンターパート 自記水位計を設置した地下水観測井
灌漑用のセンターピボット 石灰岩の空洞に地表水が流入する地点
プロジェクト終盤にはキューバ人技術者を対象としたセミナーが開催されました.
セ ミナー会場に集まったキューバ人技術者 熱心に講演をきく参加者
業務の合間の休日にはハバナから東に100km余り離れたVaraderoという有名な観光地に行ってきました.かつて,キューバ革命前に大富豪デュポンの別荘があったり,マフィアのボス:アル・カポネの別荘があった場所です.革命後は,国有化されレストランになっています.
キューバの美しい海 レストランで出されるロブスター料理
最後にキューバ市街の様子です
地方都市の様子 ハバナの旧市街地
ハバナの海岸沿いの様子 ハバナの海岸沿いの建物
2014年5月10日
裏磐梯地下水調査を行いました
5月10日(土)に裏磐梯地下水調査を行いました.
参加者は,柴崎教授,柴崎研究室の学生5名,理工学類3年生5名の総勢11名です.
磐梯朝日遷移プロジェクトで設置した裏磐梯スキー場地下水観測孔のデータ回収と
温度プロファイル測定,水質サンプリングを行いました.
また,銅沼で水位・水温データの回収と水質調査を行い,
その後,弥六沼,毘沙門沼での自記水位計データの回収,
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収を行いました.
日陰の山道にはまだ雪が残っていましたが,調査は無事に終了しました.
2014年3月31日
金子君が福島民友新聞に掲載されました
4月から博士前期課程に進む柴崎研究室の金子君が,
産総研のRA(リサーチアシスタント)として採用され,
大学での研究と並行して産総研RAとして地下水温の研究を行うことに関する記事が掲載されました.
地下熱利用は再生可能エネルギーの一つとして注目されています.
金子君は主に現地調査が必要な地下水温に関するマップ作成にかかわっていく予定です.
2014年3月31日 民友新聞
大きくて見やすい画像はこちら★
2014年3月25日
平成25年度 福島大学 学位授与式が行われました
柴崎研究室からは学類1名、博士前期課程1名が学位の授与をうけました.
学類4年生の金子君は4月から福島大学博士前期課程に進学します.
学位授与式後に行われた祝賀会では成績優秀者としての表彰も受けました。
さまざまなパソコンソフトを操り,会津盆地の地下水と温度に関する研究や産総研との共同研究など,
柴崎研究室内や関係機関などから今後の研究に対しても大きな期待を集めています.
今後も柴崎研究室で研究を深めるとともに,ますます鍛えられる予定です.
博士前期課程の馬場君は4月から高校教諭としての生活をスタートします.
柴崎研究室で培った研究への取り組み方や研究に対する姿勢,
馬場君の礼儀正しく、何事にも全力で取り組む性格を生かして,
高校地学の教員として,高い専門性を持ち,
多くの生徒や同僚の先生方に愛される教員になることと思います.
期待しています.
2014年3月8日
喜多方市保健センターにて開催された
「喜多方の地下水セミナー」
〜「人と自然が共生し,水と緑に輝くまち」を目指して〜
と題したセミナーで柴崎教授と学生の金子君が講演を行いました.
福島県,喜多方市,喜多方清水ネットワーク主催の喜多方市民を対象としたセミナーが開催されました.
喜多方市は,昔から地下水が豊富な地域で,かつては各地に清らかな地下水が湧き出す清水が多く,
生活用水(飲み水や消雪など)や地場産業(農業や地酒,味噌など)に利用されてきましたが,
近年では清水が珍しくなっています.
このため,柴崎研究室では,きたかた清水ネットワークと協力しながら
地下水調査や地下水を増やすための“冬水田んぼ”についての研究を行ってきました.
柴崎教授は「喜多方市内の地下水の現状」と題して,
金子君は「冬水田んぼの効果」と題して発表を行いました.
熱心な市民が多数参加し,質疑応答も盛んにおこなわれました.
また、セミナー終了後に行われたアンケートには,
「地下水も資源として考えないといけない」
「飲用水について疑問がありましたが,質問をして分かった」
「地下水に係る認識をもっと深めるべきである.地下水セミナーは,度々催した方がよい.」
「このようなセミナーを年に何回か実施していただきたい.市民の関心を高めることが大切」
などの意見が寄せられました.
2013年12月22日
文京区民センターにて開催された応用地質研究会総会・講演会で柴崎教授が
「福島第一原発の汚染水問題について」と題した講演を行いました.
2013年12月1日〜2日
山形県鶴岡市で現地調査を行いました
研究室で毎年この時期に行っている
研究室からは柴崎教授,今年度研究室配属になった3年生4名が参加しました.
さらに,平成22年度卒業の間澤君も実家のある岩手県洋野町から
鶴岡市の地下水に関する研究引き継ぎのために駆けつけてくれました.
また,地元でいつもお世話になっている山形県議会議員の草島さんには,
鶴岡市の地下水の歴史やダム問題について説明していただきました.
地下水観測データの回収後,毎年訪れているクラゲで有名な鶴岡市立加茂水族館がリニューアルに向けて閉館中のため,今年は日本海に臨む遊佐町十六羅漢岩を見学してきました.
2013年11月25日
柴崎教授にエチオピア連邦民主共和国 水灌漑エネルギー省大臣より
感謝状が授与されました
感謝状
柴崎教授にエチオピア連邦民主共和国 水灌漑エネルギー省大臣より,
「エチオピア連邦民主共和国 地下水開発・水供給訓練計画 フェーズ3」プロジェクトにおいて,エチオピア国およびアフリカ諸国の技術者への地下水モデル作成技術や地下水資源管理技術移転を目的とした現地指導や講演などを行ってきたことに対して感謝状が授与されました.
2013年11月2日~4日
第18回アジア地下水ヒ素汚染フォーラム(函館)に参加しました
第18回アジア地下水ヒ素汚染フォーラムの詳細はこちらから★
今回は会場が遺愛女子中学高等学校となったことから,中学生高校生を主な対象に専門家がどのように各地で国際協力に携わっているのかについて,
柴崎教授が「地下水モデルを活用した国際協力」と題した発表を行いました.
また、柴崎研究室から佐藤君が「圧密によるヒ素含有粘土層からの間隙水の排出についての研究 ― ベトナム・ドンタップ省タイ島における概念モデルによる検討
―」と題した発表も行いました.
その他,地下水ヒ素汚染問題について普及をはかるプログラムも行われました.
巡検では赤川・笹流ダム−七飯町・大川水源管理棟−はこだてわいん工場,およびラムサール条約湿地・渡島大沼周辺の水質問題に関する現地見学に参加しました.