野外実習07 of 塘研究室

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |


Tsutsumi LABO. 塘研究室 since 2010-03-21


実験センターから見た根子岳(左)と四阿山(右)

地球上には多種多様な生物が存在し,それぞれの生物は適応した生息・生育環境をもち,相互に影響を及ぼし合いながら生活しています。その生物と自然環境との関係を実際に自分の目で確かめ,多様な生物の生態や形態を観察することによって,生物の生き様を深く理解することがこの実習の目的です。

野外における生物の観察方法,採集方法,標本作製方法,同定方法など,生物試料の取扱いに関する基礎知識と基礎技術を学び,身につけて下さい。

2007年度の参加者は,実習生20名(女性7名,男性13名)にスタッフ(教員と研究室の学生TA)3名の合わせて23名でした。天気には恵まれませんでしたが,すべてのメニューをこなすことはできました。

2008年度の実習の様子はこちら
2006年度の実習の様子はこちら


IMG_0324.JPG

草原〜森林での昆虫採集 

雨の中の虫採りに・・・

2007年の野外実習は天気に恵まれませんでした。雨具を付けての昆虫採集で,捕虫網は最後にはぐしょぐしょになってしまい,使い物にならなくなりました。

IMG_0331.JPG

それでも目の数があれば採れるようで

雨の中での採集でしたが,それなりに虫は採れたようで,着替えを済ませて標本作製に取りかかります。

IMG_0368.JPG雨の中で採集した昆虫の同定作業
IMG_0375.JPG中ノ沢での水生昆虫採集
DSCN0004.JPG2007年度の実習参加メンバーです。

IMG_0358.JPG

根子岳(標高約2200m)登山

山頂も雲の中(第3日)

植物のフェノロジー調査をしながらの根子岳登山も雨には降られなかったものの,山頂はガスがかかっており,眺望には恵まれませんでした。山頂から四阿山側に少し行った展望の良い場所ではまぁまぁの景色が見られましたが。

IMG_0362.JPG

ササ原を過ぎてダケカンバ林へ

山頂からしばらく続くササ原を抜けるとダケカンバ林に入ります。林を構成する樹種はダケカンバからやがてシラカバに代わり・・・1時間30分ほどで登山口に到着です。