地球上には多種多様な生物が存在し,それぞれの生物は適応した生息・生育環境をもち,相互に影響を及ぼし合いながら生活しています。その生物と自然環境との関係を実際に自分の目で確かめ,多様な生物の生態や形態を観察することによって,生物の生き様を深く理解することがこの実習の目的です。
野外における生物の観察方法,採集方法,標本作製方法,同定方法など,生物試料の取扱いに関する基礎知識と基礎技術を学び,身につけて下さい。
2009年度の参加者は,実習生7名(女性3名,男性4名)にスタッフ(教員と研究室の学生TA)5名の合わせて12名とかなり少なめでした。天気に恵まれ,台風や雨の心配をしなくても済んだので,テレビの天気予報をほとんど見ないという珍しい実習でした。