ゼミなどの内容研究室のゼミは毎週月曜5時限目です 塘研究室は共生システム理工学類棟(理工棟)6階の605室が教員研究室,604室が学生のメイン・ラボ,618室がサブ・サボ(研究機器が設置されている部屋)になっています。通常,研究室のメンバーは604室か618室で研究を行っていますが,ゼミは理工310演習室(理工棟3F)で行われています。ゼミは研究室配属が決まった3年生,そして4年生,院生と教員が参加します。ちなみに,教育実習などで参加学生が少なくなっても,教員一人だけにならない限りゼミは開かれます。教育学部時代は学生と先生がマン・ツー・マンでゼミ,なんてことも珍しくありませんでした(が今では考えられません・・・)。 |
研究報告会は毎週月曜4時限目です 4年生・院生は週に1回,3年生も年明け(1月か2月)から週に1回,卒業研究(修論研究)の進捗状況を報告する機会があります。これは一週間の間にどれだけ研究が進んだか,その間にどんなことが明らかになったか,どんな問題に突き当たったか,次にどのような研究方針を取るのか,などを報告してもらい,ゼミのメンバーと討論を行ったりもします。この様に研究の進行状況を定期的にチェックすることは,自分にとっては研究のまとめの機会になり,また,研究室のメンバーにとっては,他のメンバーの研究にアドバイスやサジェスチョンを与える機会になります。ちなみに,この報告会のために各自が作成したレジュメは,研究発表を行ったり,卒業論文を書くときの重要な研究資料の役割も果たします。 卒業論文作成スケジュール 塘研究室では,卒業論文の作成スケジュールが以下のように決まっています。 卒業研究の中間発表会が10月に開催されます |
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学生が発表している画像が見つからなかったので・・・発表者は教員です。
菅平前口動物学セミナー
塘研究室では,4年生に学外での研究発表を義務づけています。塘研究室の4年生は,毎年11月末か12月初めに長野県の菅平高原にある筑波大学菅平高原実験センターで開催される「菅平前口動物学セミナー 」で,卒業研究の成果を発表しています。このセミナーは全国から無脊椎動物(中でも昆虫が圧倒的に多い)に関する研究を行っている研究者,学生,学校の先生,一般の人などが集まって研究成果を発表し,活発に討論をする場です。発表される研究内容も大学の研究室における研究成果だけではなく,海外での研究調査の様子,高校の生物部の研究成果,生物教育に関するアンケート調査結果など様々です。このセミナーで4年生が発表する目的は,研究成果を学外の様々な分野の(厳しい)研究者に聴いて頂き,ここで得たいろいろな意見・批判を卒業論文をまとめる上での参考にすること,そして何よりも以下で紹介します環境システムマネジメント専攻の「卒業研究発表会」に向けての「度胸作り」です。
前口動物とは,発生初期に形成された原口がそのまま成体の口になる動物の総称で,節足動物,環形動物,軟体動物をはじめとするほとんどの無脊椎動物が含まれます。ただし,単系統群でないことはほぼ確実です。
フォレストパークあだたら生き物調査発表会
卒業研究ではフィールドワークを主としてきた学生は,毎年12月中旬にふくしま県民の森「フォレストパークあだたら」で開催される「生き物調査発表会」で,卒業研究の発表を行っています。この発表会には学外の研究者こそ参加していませんが,県内各地でエコリーダーや森の案内人として活躍されている方が参加され,学生たちの発表にアドバイスやサジェスチョンを下さいます。2007年と2008年は塘研究室と黒沢研だけの参加でしたが,2009年からは難波研も参加するようになりました。
この発表会は2007年にふくしま県民の森「フォレストパークあだたら」をフィールドにして研究を実施した学生や研究者がその成果を広く県民に向けて発表することを目的に始まりました。今では福島県内あちこちのフィールドを舞台に学生や研究者が研究し,得られた成果を発表する機会に位置づけられています。
卒業研究発表会
研究室で1年半にわたってなされた研究成果を,4年次の年度末(2月中旬)に開催される「環境システムマネジメント専攻卒業研究発表会」で発表します。この研究発表会は専攻に所属するすべての研究室がいくつかのグループごとに分かれて,基本的には同日に開催され,誰でも自由に発表を聴いたり,討論に参加することができます。2008年度,2009年度ともに,塘研究室は卒業研究の中間発表会と同様に,木村研,黒沢研,難波研と同じグループとして発表会を開催しています。
卒業研究発表会では要旨集が発行されます。発表する学生の卒業研究の概要が,それぞれA4版2ページで紹介されています。