Profiles and Activities
Profile
|
|
主な担当授業科目
生体生理学 |
---|
ヒトを含めた生物は、さまざまな環境の中で生きていくためにさまざまな生理機能を備えている。そこには全ての生命現象を支える共通のしくみと、それぞれの生物が異なった環境の中で生き延びていくために獲得した、各生物に固有のしくみが働いています。この授業では、生物が備えている個々の生理機能について、それらがお互いにどのように関連しあい、環境の中でどのように発達(進化)していったかついて学び、(自分自身を含めた)ヒトが生きていくためのしくみの総合的な理解を目指します。 |
生体システム概論 |
ヒトを含めた生物は、環境からさまざまな情報を受けとり、それを適切に処理し、適切な行動を発現することによって、環境に適応して生きています。この授業では、生物がどのように世界を捉え、どのように適応していくのかについて、動物の感覚と行動、それを調節するシステム(神経系を中心とする情報伝達系)について学びます。 |
生体システム実験 |
人間の身体のしくみや機能について理解するために、さまざまな動物やヒト(自分自身)を使い、運動、感覚、情報処理の仕組みについて基礎的な実験実習を行ないます。 |
主な研究
睡眠中は、身体は休んでいるにもかかわらず、脳の一部は、睡眠を引き起こしそれを維持するために積極的に活動しています。睡眠を調節する脳のしくみを明らかにするため、睡眠中のネズミの脳の中で神経細胞がどのように活動しているかを調べています。 |
研究室紹介
高校生のみなさんへ
大学には、高校に比べ非常に多くの授業や実習のほかに、さまざまな“学び”の機会があります。その中で、自分が本当に興味のあることを見つけていくことが大切です。 |
最近の著作など
1. | 小山純正 青斑核と青斑下核 分子精神医学 第14巻 37-40, 2014 |
2. | 小山純正 睡眠と覚醒を切りかえる脳のしくみ ミルシル 第6巻 (1号) 14-16, 2013 |
3. | 小山純正 睡眠覚醒調節の神経機構 日本臨床 71(増刊5)77-85, 2013 |