Profiles and Activities : National University Corporation Fukushima University

Profile

董 彦文(教授)
Yanwen Dong

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所属専攻 産業システム工学専攻
専門分野 経営情報システム工学
最終学歴 大阪府立大学工学研究科電気・情報系専攻
学位 博士(工学)(大阪府立大学)
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主な担当授業科目

経営工学
 企業経営と管理を工学的視点から考究する経営工学の役割とその内容について理解し,企業経営の基本と経営組織,付加価値と生産方式,トヨタ生産方式JIT,作業研究とIE技法,経済性工学と原価管理の仕組み,品質管理の基本とQC七つ道具など,経営工学の各種方法論と経営システムの概要を学習します。
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経営情報システム
経営における情報システムは,日常管理業務の効率アップと新しいビジネスの創造との2つの役割・機能をもちます.本講義では,以上の2つの視点から経営情報システムをとらえ,その戦略的,戦術的,業務的機能を論ずるとともに,経営情報システムの開発手順を説明します.また,経営情報システムに欠かせないデータベースの基本を理解のうえ,データベースソフトを用いたシステム開発実習を行います.これらの講義と実習を通じて,経営情報システムに関する基本知識と基本技術を身につけてもらいます.
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主な研究

知的生産情報システムに関する理論と応用研究
消費者が主体となった「多様化・スピード」の時代に入っている現在,企業内外のすべてのビジネスプロセスを統合し,「全体最適」の視点に立った生産物流システムとサプライチェーンを構築しなければ,激変するビジネス環境の中で競争優位性の獲得はできません。この中で,より高度化された知的生産管理システムの構築と活用が不可欠であり,それに必要な最適化手法,人間の経験・知恵を取り入れた人工知能手法および情報システム開発と実用化の方法論を中心に,理論と実践研究を行っています。
最近は以下の3つの研究テーマに取り組んでいます.
(1)日常取引データに基づく取引先企業の信用評価システムに関する研究:
 日本学術振興会科学研究費補助金を受けて,事例ベース推論,サポートビクターマシンとファジィ集合などの手法を用いて,信用調査,公表財務データおよび株価によらず,売上,取引代金の請求,入金などの日常業務データに基づき,取引先の信用評価を行う手法とシステムを提案します.
(2) セル生産における人的要因の影響に関する実験研究
 日本学術振興会科学研究費補助金を受けて,セル生産の生産効率に重要な影響を与える作業者の適性や熟練効果などの人的要因を対象として,実験研究を行い,作業効率に対するこれらの要因の影響の強さを統計的に解析します.
(3) 実用的な管理業務処理システム,生産管理システムの開発
 福島県内外の企業との共同研究で,多品種・短納期受注生産に適合し,効率の高い生産管理手法を決めたうえ,必要な情報システムを開発します.

研究室紹介

董研究室は文理融合を基本方針として,企業の経営と経営システムに関する基本知識・技術を学ぶだけでなく,世の中のお金の流れ方,企業の利益と原価の仕組みなどの企業経営の基本知識も学習してもらいます.しっかりした理工基礎を身につけ,また管理職に必要な経営センスをもち,多種な企業に就職できる理魂文才型の人材育成を目指します.
最近,国際学会の開催と運営,国際学会誌の編集を中心として,国際的共同研究に力を入れ,研究成果の発表はほとんど国際学会と国際学会誌に切り替えております.中国,アメリカとカナダなどの各国の研究者と連携を取りながら,より高い研究水準を目指して日常の研究活動に取り組んでおります.

高校生のみなさんへ

中華料理の基本は,食材,調味料・香辛料,調理法・盛り付けなどを合理的かつダイナミックに組み合わせて,色,香と味がともに人を楽しませる料理を作ることです。中国出身の者として,5千年の歴史をもつ中国の食文化に惹かれて,毎日中華料理の腕を磨いております。企業経営は実に中華料理と同じ,資金,原材料,人材,生産技術,設備,情報などを最適に組み合わせて,より高い効率で,よりよい品質の商品・サービスを提供しなければいけません。中華料理の達人と経営情報システム開発の達人を同時に目指して,中華料理を作りながら,経営システムの改良と最適設計を一緒に考えませんか?

最近の著作など

1. Yanwen Dong and Xiying Hao: "Experimental Study and Statistical Analysis of Human Factors' Impact in Cell Production System", Computational Management Science, State of the Art 2014 (Lecture Notes in Economics and Mathematical Systems 682, Raquel J. Fonseca, Gerhard-Wilhelm Weber, João Telhada Editors), Springer International Publishing, Switzerland. pp.107-113 (2016).
2. 董 彦文(著),金 明哲(編集):「経営と信用リスクのデータ科学」,共立出版 (2015/6/10).
3. Yanwen Dong, Xiying Hao, Chunji Yu: "Comparison of Statistical and Artificial Intelligence Methodologies in Small-Businesses’ Credit Assessment Based On Daily Transaction Data", ICIC Express Letters, An International Journal of Research and Surveys,Vol.5, No.5, pp.1725-1730 (2011).
4. Dong Yanwen: “Application of Hybrid Method of Bagging and Case-Based Reasoning to Solve Small-Businesses’ Credit Assessment Problems", INFORMATION, Vol.14, No.2, pp.399-409 (2011)
5. DONG Yanwen: "Application of Bagging for Solving Small-Businesses’ Credit Assessment Problems Based On Daily Transaction Data", 中国管理信息化(China Management Informationization), 2009, No.15, pp.115-119 (2009).
6. Yanwen Dong: “Development of A Customer Credit Evaluation System via Case-based Reasoning Approach”, ASIA-PACIFIC JOURNAL OF INDUSTRIAL MANAGEMENT, Vol.1, No.1, pp.1-7 (2008).
7. Ynawen DONG:"An Application of Support Vector Machines in Small-Business Credit Scoring", Proceedings of The Second International Conference on Innovative Computing, Information and Control (ICICIC2007), CD-ROM, Kumamoto, Japan, September 5 - 7(2007).
8. Ynawen DONG: "A Case Based Reasoning System for Customer Credit Scoring: Comparative Study of Similarity Measure", Proceedings of The 51st Annual Meeting of the International Society for the Systems Sciences, CD-ROM, Tokyo, Japan, August 5-10(2007).
9. 董彦文:“事例ベース推論を用いた取引先信用評価システム”,日本経営工学会論文誌,Vol.57,No.2,pp.144-152 (2006).
10. Yanwen Dong:"A Comparative Study of Possibilistic Programming Model for Vehicle Routing Problem with Fuzzy Demands", International Conference on Logistics & Supply Chain Management 2006, CD-ROM, Hong Kong, January 5-7 (2006).
11. Yanwen Dong: “One Machine Fuzzy Scheduling to Minimize Total Weighted Tardiness, Earliness, and Recourse Cost”, International Journal of Smart Engineering System Design, Vol.5, No.3, pp.135-147 (2003).
12. 董 彦文:“中小企業のためのデータマイニングシステムに関する研究”,商学論集,Vol.71, No.1,pp.17-36 (2002)
13. 董 彦文,北岡正敏:“ファジィ最短路の探索と選択問題に関する研究”,日本ロジスティクスシステム学会誌,Vol.2,No.1, pp.37-47 (2001).

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