Profiles and Activities
Profile
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主な担当授業科目
生体システム実験 |
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この授業では心理学における学習や記憶をテーマとした心理学の基礎実験を行います。それによって、心理学の基本的な研究方法を理解することが大きな目的です。 |
人間学概論 |
心理学の観点から人間をより深く理解することを目的に授業を行います。特に、情緒や動機づけといったトピックスに焦点をあて、動物やヒトを対象にした様々な心理学実験のデータに基づきながら講義を行います。 |
人間行動学 |
心理学や神経科学の手法により,人間の「心」を理解することに役立つ実験的研究を指導していきます. |
主な研究
私たち人間の日常生活では「記憶」が重要な役割を果たしています.記憶が正常に機能しないと家族の名前や自分の住んでいる家の場所さえ忘れてしまいます.このような「記憶」が,脳のどのような働きによってコントロールされているのかを明らかにしていくことが私の主な研究テーマです.動物を被験対象として,脳の神経系と記憶機能との関係について,実験心理学や行動薬理学の手法を用いて研究をしています. |
高校生のみなさんへ
大学の教員などをやっていると,『さぞかし昔から勉強ができたのだろう』と思われがち.しかし,私は高校生の頃,部活動に熱中しすぎて,勉強がまったくできませんでした.高校三年の頃に受験した某全国模擬試験でほぼ全国最下位の栄冠に輝いたこともあります.浪人の末,何とか大学に入学.そこで,人生が変わりました.何も知らない自分でしたが,今から考えてみれば,かえって何も知らないことが,私の「強み」でもあったのです.何も知らないからこそ,初めて耳にする大学の学問が面白くて仕方がなかったのです.大学入学が私のスタートでした. |
最近の著作など
1. | Yuji Tsutsui, Kayo Nishizawa, Nobuyuki Kai, & Kazuto Kobayashi, Lever pressing responses under a fixed-ratio schedule of mice with 6-hydroxydopamine-induced dopamine depletion in the nucleus accumbens, Behavioral Brain Research, in press. |
2. | 筒井雄二 (編著) 2010,「実験心理学」,八千代出版 |
3. | 筒井雄二 2008 ラットを用いた記憶課題による脳内コリン作動性神経系の機能の解析 八千代出版 |
4. | 筒井雄二 2005 現代基礎心理学選書 第5巻『動機づけと情動』(DeCatanzaro によるMotivation and Emotionの訳書),3, 7, 9, 12章を担当,協同出版 |
5. | 筒井雄二 2003 ラットの視覚刺激と聴覚刺激の短期記憶に及ぼす抗コリン薬投与と内側中隔破壊の効果,動物心理学研究,第53巻,57-70 |
6. | 筒井雄二 2000 心理学 for you(相馬壽明編著)2, 3章を担当,八千代出版 |