福島県相馬市産アザミウマ類プレパラート標本
福島県相馬市産のアザミウマ類のプレパラート標本。東日本大震災による津波で壊滅的な被害を受けた松川浦の大洲公園など相馬市沿岸部で2002年に採集された18点を含む。また,津波の被害を免れた相馬市沿岸部の森林土壌や津波でリター層を含む土壌を喪失した場所に生育を開始したイネ科草本類のリターから,震災後の2011年8-12月にかけて得られたアザミウマ類のプレパラート標本も含まれている。
資料点数 約120点
保管場所 共生システム理工学類塘忠顕研究室(共生システム理工学類棟 605室)
参考文献 塘 忠顕(2012)福島県相馬市の土壌動物に対する東日本大震災の影響〜震災後に実施したカニムシ類とアザミウマ類の調査から〜,福島大学プロジェクト研究[自然と人間]研究報告,No. 9: 1-12.
執筆・写真:塘 忠顕(共生システム理工学類)
出展:
福島大学貴重資料集 第3号