摺上川産底生動物液浸標本
福島県阿武隈川水系摺上川に生息するカゲロウ目,トンボ目,カワゲラ目,半翅目,脈翅目,鞘翅目,膜翅目,双翅目,トビケラ目などの底生動物を経年的に採集した標本である。2005(平成17)年に完成した摺上川ダム建設前の標本もあり(すべてのグループではないが),ダム建設後の底生動物相の変遷を知る証拠資料である。
資料点数 約1万点
保管場所 共生システム理工学類塘忠顕研究室(共生システム理工学類棟 605室)
参考文献 東城幸治・岸本亨・塘忠顕(1997)摺上川の水生昆虫相の変遷について. 福島大学特定研究自然と人間 (5): 47-54.
塘忠顕・東城幸治・岸本亨(1998)摺上川の水生昆虫相—上・源流域の水生昆虫相を中心にして—.福島大学特定研究自然と人間 (6): 53-64.
塘忠顕・山下雄・遠藤絢香(2006)摺上川ダム建設後におけるダム周辺流域の底生動物相. 福島大学共生システム理工学類共生のシステム 2: 52-53.
塘忠顕・山下雄(2007)摺上川ダム建設後における摺上川の水生昆虫相. 福島大学共生システム理工学類共生のシステム 5: 55-70.
塘忠顕(2008)阿武隈川水系摺上川ダム直下流域における底生動物相—2007年の調査結果から—.福島大学共生システム理工学類共生のシステム 6: 44-53.
塘忠顕(2008)阿武隈川水系摺上川ダム直下流域における底生動物相—2006年〜2008年の調査結果の比較—.福島大学共生システム理工学類共生のシステム 7: 34-41.
執筆・写真:塘 忠顕(共生システム理工学類)
出展:福島大学貴重資料集 第1号