再生可能エネルギー人材育成プログラム

　福島県では、東日本大震災およびそれに伴い発生した原発事故を契機として、原子力に依存しないエネルギー政策への転換が求められています。こうした状況を踏まえ、福島県を「再生可能エネルギー先駆けの地」として再生するため、再生可能エネルギーの研究拠点の整備に加えて、再エネ関連産業の集積とそれによる雇用創出の実現を目的とする「地域イノベーション戦略支援プログラム」が文部科学省による支援事業として実施されています。

　再エネ技塾は同プログラムの一環で、再生可能エネルギー事業の企画立案から実施・運営までを実際に展開できる人材「再生可能エネルギー事業プランナー」の育成を目的として福島大学が実施するもので、平成24年度から実施している産総研との連携大学院「再生可能エネルギー分野」講義※との連携も図ってまいります。

　具体的には、関連政策や再エネ事業の企画立案のための各種マネジメントを学ぶ総論、再エネの各技術分野の概要を学ぶ概論、再エネ事業の企画から立ち上げまでを疑似体験する実習、の３コンポーネントから構成されています。詳細については「講座内容」をご参照ください。

※産総研との連携大学院「再生可能エネルギー分野」講義は、再エネ関連分野の研究者を志す本学大学院生を対象としつつ一般にも公開しているものです。他方、本人材育成事業は再エネ関連事業の実務者を志す社会人を対象としています。