「再エネ技塾inふくしま」電力貯蔵VS水素エネルギーのFS実修

「再エネ技塾inふくしま」電力貯蔵VS水素エネルギーのFS実修

受講生に求める人物像

再生可能エネルギーの分野で起業をお考えの方
再生可能エネルギー関連企業の皆さま
自治体、NPO等で再生可能エネルギーに携わっている皆さま

募集人員

先着順で約30名

受講料及び申込方法

受講料は無料です(ただし、交通費及び宿泊費は自己負担)。
2016年 10月14日(金)までに 受講申込フォーム よりお申込みください。

研修期間

2016年10月17日(月)〜24日(月)(正味3日間)

研修会場

研修内容

 福島県イノベーションコースト構想の中でも謳われているが、風力発電、太陽光発電など再生可能エネルギーの大量普及に伴い必然的に発生する系統連系問題に対処するため、今、規模の大小を問わず、電力の貯蔵~有効利用システムの実証研究が盛んに行われている。
 特に、新型の蓄電池システムや再エネ由来電力からの水素生産~広域流通~電力変換システムは最も関心の高いテーマであり、上記構想の中でも取り上げられている。
 しかしながら、水素に関しては利用システムの概念構成、技術的可能性の検証にとどまっており、その事業性についてはほとんど触れられていないのが現状である。
 この実修では、蓄電池方式と水素方式を比較しつつ、現時点で考え得る事業性について、いくつかのモデルケースを想定の上、定量かつ経営的に検証を行う。


※お詫び:テーマ(グリーン文字)をクリックすると「再エネ技塾詳細」にジャンプしますが、講義内容とはリンクしておりませんのでご了承ください。

実習 2016年10月17日(月)〜24日(月)

10/17(月)
13:00〜17:00
◎再エネ由来電力の貯蔵の事業性実修

福島イノベーションコースト構想における再エネプロジェクトにおいて、水素プロジェクトが
登場してきた技術的・社会的背景を網羅的に精査し、背景を絞り込むことによって生まれる「水素関連重点プロジェクト」を検証する

これによって、安倍総理による[福島新エネルギー社会構想」実現を具体例でイメージする。
10/21(金)
13:00〜17:00
◎電力貯蔵・復元利用システムの中期展望

阿武隈山系、浜通り~洋上系における大規模風力発電、並びに未利用県未活用地域における大規模メガソーラー導入から生まれる再エネ電力を解列することなく利用し尽すための方策として:

第一の手段とその検証
大容量の蓄電池システムを複数案想定し、システムの概略設計と事業性検証、並びに実現への諸条件を検証する。

第二の手段とその検証
大規模の水電解システムを想定し、システムの概略を設計するとともに、生産される水素、酸素の地域内有効利用先の想定と、事業性検証、並びに実現への諸条件を検証する。
 (一部3日目に続く)
10/24(月)
13:00〜17:00
◎水素エネルギーの事業性実修

大規模水電解システムから生産される水素の、福島県外輸送の方法、並びに輸送先での有効利用策を、システム設計を交えて検討し、事業性と事業成立条件を検証する。

合わせて、地方都市での普及が想定される家庭用燃料電池の導入可能性を検証する。

実修のまとめとして、水素を福島新エネ社会構想の基幹プロジェクトにすることの意義を自由討議する。

関連資料

お問い合わせ

福島大学共生システム理工学類 再生可能エネルギー人材育成プログラム事務局
TEL: 024-503-4970 FAX: 024-503-4970

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