|
メモ
|
●
|
11月20日に行われた福島県議会議員選挙のため,11月10日から19日まで,選挙戦が繰り広げられた.
|
●
|
7月に行われた市議会選挙と比較して候補者数が少ないにも関わらず,今回は,選挙カーを用いた候補者名の連呼をやたらと耳にした.
|
●
|
どちらの候補者の音も,候補者名の連呼している部分を加工してある.音を聞くとわかるとおり,候補者名と「ありがとう」といった挨拶以外には,ほとんど何も言っていない.研究室に聞こえてきた範囲では,政策に類することは一言も述べられていない.
|
●
|
私の研究室は,選挙カーが街宣放送をしながら走っていた道路から最も離れた位置にある建物であるが,それでも,何を言っているのかはっきりわかる程度に聞こえる状況である.
|
●
|
市議会議員選挙と県議会議員選挙における連呼行為の違いは,議会の段階が上がるにつれ議員は「偉く」なり,市民の生活など顧みなくなっていくことの象徴であろうか.このような創造力のない候補者たちに,市民の福祉と尊厳を守ることができるとは到底思えない.
|