新型コロナウィルス(COVID-19)の蔓延は,世界中で人々の生活に大きな影響を与えている。そのことにより,サウンドスケープも大きな変化をしている。
日本においても,コロナウィルス感染者の数的増加と地理的広がりにより,サウンドスケープは日々変化している。その変化の様子は,原発事故後の福島のサウンドスケープの変化の仕方とは,似ている部分もあるが,異なったものであるように感じている。このことは将来的に検証が必要であろうし,それが何を意味するのかについての考察も必要となるであろう。それらのためには,現在のサウンドスケープの変化の様子を記録に残しておくことが必要だ。
サウンドスケープの変化の様子を記録に留めておくことは,サウンドスケープ研究者がなすべき大事な仕事の1つである。このweb pageは,永幡が録音したサウンドスケープのうち,コロナウィルスによる変化として,将来に渡って記録を残しておきたいと思ったものを集めたものである。
|