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2023年03月28日

【研究成果】馬塲一晴准教授等の論文"Bouncing cosmology in modified gravity with higher-order curvature terms"が国際学術誌The Journal of High Energy Physics (JHEP)(インパクトファクター:6.376 (2021))に掲載されました.

馬塲一晴准教授等の論文"Bouncing cosmology in modified gravity with higher-order curvature terms" ( https://doi.org/10.1007/JHEP03(2023)191 ) が国際学術誌The Journal of High Energy Physics (JHEP)(インパクトファクター:6.376 (2021))( https://www.springer.com/journal/13130 )に掲載されました.

題名:Bouncing cosmology in modified gravity with higher-order curvature terms
著者名:J.K. Singh, Harshna Balhara, Kazuharu Bamba and J. Jena
掲載学術誌名:Journal of High Energy Physics 03(2023) 191 (20ページ)
DOI: 10.1007/JHEP03(2023)191
Impact factor: 6.376
[e-print arXiv: 2206.12423 [gr-qc]]
論文概要:
相対論的宇宙論では,宇宙の始まりにおいて初期特異点が存在することが知られており,特異点をどのように回避するかは,現代宇宙論における最重要課題の一つです.一方,現在の宇宙の加速膨張を明らかにする方法として,長距離スケールで一般相対性理論を超える(修正する)重力理論を構築するアプローチが提唱されています.本論文では,高次曲率項をもつ修正重力理論において,平坦な一様等方宇宙におけるバウンス解を解析することにより,初期特異点を回避できる可能性について詳細に考察しました.