ようこそ 島田研究室へ
私たちの研究室では、流体に関する全ての分野における研究を行っています。特に、強い磁性を持ち、粒子の溶媒に対する分散安定性に優れた性質を持つMCF(磁気混合流体、2001年島田により開発)を使った、ナノテクノジーにおける自己集積化、加工や研磨(MCF研磨)、地震などにおける制振(MCFダンパや免震装置)、複合材料(MCF触覚ゴム)の開発を行っています。これらの研究は物質の研磨や加工技術、地震から安全に身を守るための住宅やビルの制震技術、五覚(触覚、痛覚、圧覚、温覚、冷覚)を持つ人工皮膚を利用した介護用のロボットや義肢の開発など、私たちの生活に生かされます。
また、風力発電やマイクロ水力発電、太陽光発電などのハイブリッド型の新しいエネルギー開発や、それを家庭で用い、エネルギーを家庭から生み出すエコハウスに関する研究にも取り組んでいます。特に、2011年3月の東日本大震災による福島第1原子力発電所事故以来、安全で環境にやさしく、効率のよい新エネルギー開発に社会から大きな期待が寄せられています。平成24年度からは、文科省による復興型地域イノベーションも始動しました。東日本大震災及びそれに伴い発生した原子力災害で大きなハンディキャップを持った福島県を再生可能エネルギーの先駆けの地として再生するため、次世代太陽電池など世界最先端の研究開発等によりイノベーションを創出し、関連産業の集積を図るとともに、被災地を想定して、これらの技術を導入し、県内の豊富な自然エネルギーを効率的に利活用した、被災者が安心して生活できる持続循環型スマートコミュニティの導入を目的とするものです。島田研究室でも風力や水力などの自然エネルギーの研究に取り組んでいます。
その他には、宇宙ステーションにおける実験テーマを国際的に推進する研究の一つとして、新しい宇宙開発の研究、特に、宇宙における新しいエネルギーシステムの開発という壮大なテーマにも取り組んでいます。また、なぜ飛行機は飛ぶのかという航空に関する研究、また、ミクロの大きさの飛行機、マイクロエアープレーンの研究などにも取り組んでいます。
研究室では、日々学生や研究員が風力発電をはじめとした様々な実験を行っています。興味を持たれた方はぜひお気軽に研究室にお立ち寄り下さい。
2013年 11月 12日
新規ブレードの情報をupしました。
2013年 10月 8日
学部3年生を追加しました。
2013年 3月 5 日
文部科学省情報ひろばへの風車展示についての情報をupしました。
2013年 1月 29日
サイトをオープンしました
〒960-1296
福島県福島市金谷川1
共生システム理工学類
産業システム工学専攻
島田研究室