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  金谷川サウンドスケープ
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Koji Nagahata


News

金谷川サウンドスケープとは
 私が所属する福島大学は,福島市金谷川1番地に位置する.そして,金谷川という地名の範囲は,福島大学のキャンパスの範囲と一致する(実は,大学の50周年記念の一環として,キャンパスの地名が金谷川に変更されたのだ).
 金谷川(=福島大学)で聞こえてくる音の世界,それが,金谷川サウンドスケープである.
 このページでは,私が金谷川で聞いている音を紹介したい.


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訓練放送 (その3) オープニング 地震発生 避難訓練
 毎年恒例の避難訓練.コロナ禍後でも切迫感がないのは変わらない. (録音:2023年10月24日)

訓練放送 (その2) オープニング 地震発生 避難訓練
 コロナ禍での避難訓練.切迫感がない. (録音:2022年10月26日)

雷 (その2)
 金谷川名物の雷.この音を聞くと,停電にならないか,ドキドキする. (録音:2020年9月10日)

秋の虫とツクツクボウシの共演
 2019年の金谷川は,10月に入っても,昼間は半袖Tシャツで平気に過ごせる気候だ.そんな陽気の中,秋の虫とツクツクボウシが同時に鳴いていた. (録音:2019年10月1日)

火災報知器 (その2)  研究室にて  研究室前の廊下にて
 火災報知器の訓練放送.毎度のことながら,一瞬,ビビる.そして,まとまりかけていた考えが霧散する. (録音:2018年11月21日)

98dB
 騒音レベルの説明をするのに,学生に大声を張り上げてもらっている.2018年度の「環境の科学」の受講者全員(約50名)が自席に座ったまま一斉に大声を出すと98dBだった. (録音:2018年7月11日)

110dB
 騒音レベルの説明をするのに,学生に大声を張り上げてもらっている.2018年度の「環境の科学」の受講者で協力してくれた学生の記録は110dB(騒音計から約1.5mの距離)だった.なかなかの記録だ. (録音:2018年7月11日)

(続)耐震工事(屋外) (建物内)
 S棟の耐震工事の続編.この日の作業は,建物の外で少し離れて聞く方が,工事中の建物の中で防音壁を隔てて聞くより,かなりうるさかった.ちなみに,2つの録音のレコーダのレベル設定は同じだ. (録音:2018年4月2日)

仮置場
 福島大学内には除染作業で出た汚染物質を保管する仮置場がある.仮置場に設置されたガス抜き管からはこんな音が聞こえてくる. (録音:2018年3月28日)

チャイム (その2)
 悪名高き福島大のチャイムが,更なる進化を遂げた.あまりの衝撃に教務課に問い合わせたところ,耐震工事が完了するまでの経過的状況とのこと. (録音:2018年2月14日)

訓練放送 経済経営棟 行政政策学類棟
 センター試験中にミサイルが発射された場合,福島大学では,一斉放送を使用して試験を一時中止するらしい.その予行練習の際,私の研究室がある経済経営棟の放送設備に不具合があることが発覚した.お隣の行政政策学類棟は問題なし.予行演習は,大事だ. (録音:2017年12月28日)

火災報知器
 火災報知器の訓練放送.実際は,警報から始まった.訓練があることを知らなかったので,一瞬びっくりした. (録音:2015年11月11日)

サシバ
 経済棟の裏山の放射性汚染物質の一時保管場の奥で鳴いていたサシバ.経済の菊池先生が「鳴いている」と教えてくれたので,慌てて録音に行った. (録音:2015年7月10日)

耐震工事
 私の研究室のある建物の耐震工事が終わったかと思ったら,今度はS棟の耐震工事.工事は続くよ,いつまでも… (録音:2015年7月6日)

きびたき
 経済の菊池先生のガイドで学内を散策している際に出会ったきびたき.この鳥は,福島県の県鳥だ. (録音:2015年6月17日)

季節外れの台風
 季節外れの台風が接近してきた.研究室の天井に備え付けられた換気扇の口から唸り声が聞こえてきた. (録音:2015年5月12日)

120 bpm (electric version)
 共生システム理工学類の1年生は避けて通れない実験科目での一コマ.以前は,機械式のメトロノームを使っていたのだが,本来「偶然誤差」と解釈されるべき誤差を,機械式のメトロノームを使ったことによる「系統誤差」だとレポートに書いてくる学生が絶えないので,2014年度後半から,電子式メトロノームに変更した. (録音:2015年1月19日)

柱時計
 人間発達文化学類と共生システム理工学類の正面玄関に設置された柱時計の鐘.何故か,正時ではなく2分に鳴る. (録音:2013年12月11日)

工事とジングルベルと食事
 久々に仲の良い同僚と学生会館2階のレストランに食事に行った際に出会った音風景.すごい取り合わせの音たち.食事くらい,静かに食べたいものだ. (録音:2013年12月11日)

風車
 理工共通棟の屋上に設置された,理工学類のとある研究室で開発されたと思しき風車の音.風車騒音については,昨今,低周波音として問題となることが多いようであるが,この風車については通常の可聴音の帯域が問題だ. (録音:2013年12月11日)

ボーリング
 私の研究室がある経済経営学類棟は,耐震基準を満たしていないらしい.そのため,耐震工事が予定されているとのこと.今日はその事前作業として,コンクリートの劣化具合を調べるため,ボーリング調査していた.凄まじい音をおすそ分け. (録音:2013年3月18日)

合格発表
 大学入試の合格者発表がネット上でも同時にされるためか,近年,発表を見に来た人の中で,落胆している人,泣いている人はあまり見かけない.掲示板での発表は,受かる自信がある人と大学生協学生スタッフのパフォーマンスの場として存続しているかのようだ. (録音:2013年3月6日)

餅つき
 年末恒例の餅つき大会(ただし,昨年度は震災の影響か開催されなかった).上手いつき手と下手なつき手は,音を聞くだけでわかる. (録音:2012年12月19日)

地震
 久々の大きな地震.結構揺れた. (録音:2012年12月7日)

木枯らし
 金谷川は風の名所.おかげで東北本線はよく遅れる.研究室に聞こえてくる風の音も半端でない. (録音:2012年12月6日)

春の嵐
 日本各地で強風が吹き荒れたこの日,金谷川の風もすごかった.安普請の研究室ではこのように聞こえた. (録音:2012年4月3日)

除染作業
 超高圧水表面処理工法なる方法による除染作業の音.8階の私の研究室の机のところでのA特性等価騒音レベルは46dB.これでは仕事にならない. (録音:2012年3月13日)

有難き講評,あるいは,聖なる騒音
 屋内退避訓練にて.ある空間全体に声を響き渡らせることは,権力の象徴に過ぎない.そこに意味は必要ない. (録音:2011年11月11日)

こおろぎ
 真夜中の行政政策学類棟内で出会った,秋の到来を告げる声と無骨なハムノイズとの競演. (録音:2011年8月30日)


 私の天敵.8階の研究室からでも,何も工夫せずに,こんなにクリアに録音できる.3階に研究室があった頃に比べたら,ずいぶんマシではあるが…. (録音:2011年8月12日)


 研究室脇の階段室にやってきた.入ったは良いが,出られない.(事務の方に屋上の鍵を開けてもらって,なんとか脱出成功.) (録音:2011年7月6日)


 以前から大学構内に熊が出没するという噂は聞いていたが,本当に登場! (録音:2011年7月4日)

輪転機
 輪転機のリズミカルな音は,昔からかなり好き.授業の準備をしている気分に浸れる音. (録音:2011年6月20日)

昼の一時
 放射線をものともせず,新緑の季節を楽しむ若者たちの声. (録音:2011年5月13日)

フリーマーケット
 福島大学避難所に届いた支援物資で少量残ったものを換金して義援金に回すためのフリーマーケットにて.人の声があたたかい. (録音:2011年5月12日)

ヘリコプター
 震災以来,大学でもヘリコプターの音を頻繁に聞く.研究室入ってすぐの位置(すなわち,窓から一番遠い位置)で録音.ヘリコプターが来なければ,経済経営学類棟はとても静か. (録音:2011年4月4日)

120 bpm
 共生システム理工学類の1年生は避けて通れない実験科目での一コマ.1年生はよほどのヘマをしない限り,一度聞けば済むが,担当者とTAは1年に4回も聞き続けなくてはならない. (録音:2010年12月20日)

音の帝国主義
 昼休みに中央広場で声を張り上げている輩たち.どうやら学園祭の宣伝らしい.細野晴臣は「大きな音が人に伝わるとは限らない」と語っているが,その好例のように思われる. (録音:2010年10月7日)

工事
 昨今,工事が多い福島大.ただいま暖房用配管の改修中. (録音:2010年10月6日)


 金谷川と言えば雷.これまでに,何度泣かされたことだろうか. (録音:2010年7月26日)

ホトトギス
 緑に包まれた金谷川では,様々な野鳥の声が聞ける.ホトトギスもその一つ. (録音:2010年7月1日)

鳴き龍 事例1 事例2
 大変よくデザインされた福島大学では,様々なところで鳴き龍が聞こえる.ここで紹介するのは,その中でも私にとって身近なもの.福島大学へお立ち寄りの際は,是非,色々探してみて欲しい. (録音:2010年2月24日)

自動ドア
 私の研究室のある経済経営学類棟の自動ドアで聞こえた音.ドアが開閉するたびに聞こえてくる虫の音のような響きをとても気に入っていたのだが,修繕されてしまったのか,最近は聞こえない. (録音:2009年12月24日)

チャイム
 サウンドスケープの講義の際に「福島大学らしい音とは?」と問うと,毎年必ず挙げられる悪名高きチャイム.多くの学生にとって,入試の際に初めて聞き,入学後は期末試験ごとに聞かざるを得ない音だ. (録音:2006年)




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