教員総覧 | 国立大学法人 福島大学 共生システム理工学類

教員紹介

後藤 忍(准教授)
Shinobu GOTOH
所属専攻 環境システムマネジメント専攻
専門分野 環境計画、環境システム工学、ランドスケープ計画
最終学歴 大阪大学大学院工学研究科環境工学専攻
学位 博士(工学)(大阪大学)
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顔写真

主な担当授業科目

環境計画論
環境問題の解決に向けて計画的にアプローチする方法について講述します。対象とする環境問題を、要素とそれらの関係性からなるシステムとして捉え、解決のための様々な手段を組織的に配列することが環境計画です。特に、物質フローのマネジメント、ランドスケープ計画、持続可能な発展のための環境指標について扱います。
環境文化論
環境問題では、人間の環境への関わり方における文化的要素が大きく影響しています。宗教、思想、倫理、科学など様々な分野における環境の捉え方を取り上げ、持続可能な社会のための環境文化のあり方を探ります。
地域環境調査法
地域環境を把握するためのフィールド調査について、基礎的な方法の解説と実践を行います。主に都市とその周辺域を対象とし、自然、社会および生活環境の基礎的調査を行って、地域を総体的に捉える調査法を学びます。

主な研究

様々な環境問題の解決を目的とした計画について、システム的にアプローチする方法を研究しています。 自然環境と人間との共生に関する問題については、都市域における野生生物の生息を支援するための緑地や都市インフラの配置について、地理情報システム(GIS)を用いた計画手法の研究を行っています。また、資源および廃棄物に関する問題については、持続的な「食」を支えるシステムに注目し,有機物循環を成立させるシステムの要件について研究を行っています。最近では、人々の意識や行動の変革を促すことが根源的な対策になるとの立場から、環境教育や環境メディアに注目して、研究や教材開発、作品制作などを行っています。

研究室紹介

郡山布引高原風力発電所での調査の様子(2007年)
研究室写真

高校生のみなさんへ

環境問題の解決には、多くの人々が考え方や行動を変えていくことが求められます。よく「北風と太陽」に例えられるように、人を動かすには大きく2つのアプローチがあるわけですが、私は「太陽」のアプローチを尊重したいと思っています。より多くの人が自然と環境配慮の行動がとれるような、「人を惹きつける仕掛け」が重要と考えます。その一環として、広告やゲーム、大道芸などを活用することにも関心をもっています。このように、個別の科学技術による解決だけでなく、人間と環境の全体的なつながりの中で様々な解決方法を考えることのできる皆さんと、共に学びたいと思っています。

最近の著作など

1. Shinobu GOTOH, Tohru MORIOKA, Tsuyoshi FUJITA(2000), “Applying Landscape Ecological Knowledge in Land-use Planning: Analysis System to Evaluate Habitat Connectivity in Land-use Scenarios for the Raccoon Dog in Urban Ecological Networks, Japan.”, Proceedings of International Symposium on City Planning 2000, pp.280-289
2. 後藤忍・石田葉月(2004):有機性廃棄物の有効利用における潜在的な需要供給バランスの分析と環境負荷削減効果の評価―福島県を事例として―,環境共生vol.9, pp.61-69
3. 後藤忍(2007):福島県の物質フローの推計,福島大学地域創造,vol.19,No.1,pp.48-60

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