教員総覧 | 国立大学法人 福島大学 共生システム理工学類

教員紹介

長橋 良隆(教授)
Yoshitaka Nagahashi
所属専攻 環境システムマネジメント専攻
専門分野 地質学
最終学歴 大市立大学
学位 博士(理学)(大阪市立大学)
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顔写真

主な担当授業科目

地球環境科学概論
この授業では、地層に残された様々な情報を読み解くことにより 構築された地球環境変遷史と自然災害科学(とくに火山災害)について学びます。授 業は可能な限り実物標本や映像を利用して進めるので、用語の定義を言葉として頭に 入れるだけでなく、自然科学的なものの見方や思考を養うことが大切です。
地球環境科学実験
この授業では地圏・気圏に関する自然の構成要素とシステムの基 礎について、具体的な各種実験から理解することを主な目的としていますが、自然と 人為とが複合した要素に関する応用的な内容も含みます。

主な研究

1)爆発的火山噴火の歴史を探る爆発的な火山噴火により地表に噴出したテフラから、どんな噴火様式・規模の噴火 が、どんな頻度で発生したのかを過去にさかのぼって調べます。破局噴火は起こるの か、起こるとしたらその予測は可能か、また、地球環境にどんな影響がおよぶのか、 などの研究に取り組んでいます。
研究写真
2)自然環境の変遷史に関する研究 地質学的手法による自然環境変遷史の構築、地層に残された人類活動の検出とその 影響について調べています。現在は長野県北部の野尻湖をフィールドに、さまざまな 専門分野の方と研究を進めていますが、県内の盆地・平野や河川・湖沼についても調 査したいと考えています。

高校生のみなさんへ

あなたは、自分がすんでいる所の地下に、どんな地層や岩石があるのか気にしたこと がありますか。地質学を学ぶと、自然と人との関わりを、これまでとは違った視点か ら考えるようになります。地球を自然として実感するには、実際に野外に出て、自分 の足と目と頭で調べることです。みなさんも、ダイナミックな地球の姿にせまる第一 歩を踏み出しませんか。

最近の著作など

1. 長橋良隆・吉川周作・宮川ちひろ・内山 高・井内美郎(2004. 2)近畿地方および 八ヶ岳山麓における過去43万年間の広域テフラの層序と編年-EDS分析による火山ガ ラス片の主要成分化学組成-.第四紀研究,43,15-35.
2. 長橋良隆・高橋友啓・柳沢幸夫・黒川勝己・吉田武義(2004. 9)福島県太平洋岸の 鮮新統大年寺層に挟在する広域テフラ層.地球科学,58,337-344.
3. 長橋良隆・木村裕司・大竹二男・八島 隆一(2004. 11)福島市南西部に分布する鮮 新世「笹森山安山岩」のK-Ar年代.地球科学,58, 407-412.

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