本研究プロジェクトでは，
- 3R（Reduce, Reuse, Recycle）の技術的対応
- 2R（Repair, Refuse）の啓発教育
を融合した戦略的な研究を大学と地域が連携し取組み，技術・システムを開発し，それらを発信するとともに，新しい学問体系として構築することを目指す。
具体的には，福島大学の研究者と地域の関係者（製造技術者，廃棄物回収業者，流通・サービス関係者，行政関係者）が連携しながら戦略的研究を実施し，削減、再生利用、再資源化といった技術の開発，廃棄物処理における低コスト、高効率化技術の開発を行う。 これらの研究成果を可能な限り技術移転することにより、地域産業の活性化を行う。同時に，新しい持続循環型産業システム体系を構築する。
廃棄物を対象として，
- （1）再資源化・再利用，
- （2）回収・収集システム開発
- （3）処理プロセス・改質技術，
- （4）エコ製品創製，
- （5）エコ啓発活動 など
全体の課題を（3R＋2R）対応戦略の視点から取り組み，各研究システム毎の研究成果を基にして，持続循環型社会の実現のための最適化策を提起する。
