Q&A | 国立大学法人 福島大学 共生システム理工学類

共生システム理工学類 Q&A

理工学部とどこが違うのですか
 これまでは、理学部、工学部、理工学部などの名称が一般的でしたが、福島大学では、新しい学問分野として、文理融合の観点から「人ー産業ー環境の共生」という分野横断的な3つの切り口から教育・研究を展開していますので「共生システム理工学類」という名称を採用しました。
文理融合とは具体的にどういうことですか
 従来のように単一学科で学ぶ知識だけでは解決できない、現在の複雑な科学技術や問題を、文理にわたる幅広い学習・研究により総合的に解決していこうとしています。
どんな学生を求めていますか
 人間、ものづくりや経営、自然や環境のいずれかに興味があり、人間社会が抱える問題にも関心がある学生を求めています。
 それは、将来、少子高齢化、地球環境、エネルギー問題など21世紀の諸課題の解決に挑戦し、安心して生活できる持続循環可能な社会の実現に貢献できる人材になってほしいからです。
共生システム理工学類の良いところはどこですか
 沢山ありますが、一つには、1年次は専攻別ではなく、学類全体で理工学系と人文学系の科目を幅広く学びながら自分の目標、適正をみつめ、2年次に3つの専攻(人間支援システム専攻・産業システム工学専攻・環境システムマネジメント専攻)から自分に合った専攻を選択できる点です。
2年次からの3つの専攻とはどんなことを学習・研究するのですか
簡単にポイントを挙げれば、
<人間支援システム専攻>
  • 情報科学・電子工学・機械工学など人間支援システムの開発に必要な広範な基盤科学を効率的に学びます。
  • 生理学、心理学などの人間理解のための科目を含むカリキュラム体系を用意します。
  • インターンシップ、海外演習など国際性に富んだキャリア形成を重視します。
<産業システム工学専攻>
  • 材料化学、エネルギー工学、生物工学、経営工学など産業システムの開発に必要な広範な基盤科学を学びます。
  • 環境マインドと経営的センスを兼ね備えた技術者を育てます。
  • 国内外の産業システムを実践的に学ぶインターンシップ、海外演習など国際性に富んだキャリア形成を重視します。
<環境システムマネジメント専攻>
  • 理学・工学・社会科学を含めて、自然資源の循環に沿ったカリキュラム体系を用意しています。
  • 自然資源の豊かな福島で、実践的なフィールドワークをふまえた自然資源の浄化・確保・管理計画を学びます。
  • 国内外の環境調査をはじめとするインターンシップ、海外演習など国際性に富んだキャリア形成を重視します。
どのような教授陣がいますか
 工学・理学・医学・さらに心理学など幅広い分野の教員がいます。したがって理工系、文系にとらわれない幅広い視野で学習できます。
大学院について教えてください
 大学院は平成20年4月に設置され、平成22年4月からは博士後期課程が設置されました。博士前期課程は6分野(人間―機械システム分野・産業システム分野・環境システム分野・数理/情報科学分野・物質科学分野・再生可能エネルギー分野):博士後期課程は3領域(共生機械システム領域・産業共生システム領域・環境共生システム領域)から選択できます。
今回の東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故などで大学として変わったところはありますか。
 いち早く「福島大学うつくしまふくしま未来支援センター」を立ち上げ、福島県内の震災及び原災地域の復旧・復興を総合的に支援しています。
 また、福島大学から世界へ向けて情報の発信を続けています。放射線被害については学術的にも支援活動を展開しています。
 大学院では博士前期課程に、2012年4月より新たに「再生可能エネルギー分野」を設置し、革新的な「再生可能エネルギーの開発」に関する研究・開発を進めることになりました。福島の復興、日本の復興を支援しています。
どんなところに就職できるのですか。
 大学院に進学する学生と公務員や教員として就職する学生が特に多くいます。理工系の学部(類)の場合、一般的には大学院進学する学生が多く、大学院進学により、学部(類)卒よりも専門的な職業につける可能性が高くなります。企業への就職では、製造業、情報通信業等に多く就職しています。