数理・情報科学分野 | 国立大学法人 福島大学 共生システム理工学類

アドミッションポリシー

 知的創成活動に寄与する数理・情報システムの実現をめざした研究教育を展開しています。
情報システムの設計・開発に関わる技術向上、複雑な知的創成活動の的確な分析・モデリングに不可欠な数理科学について探求します。理論から応用までを視野に入れた取り組みにより、より高度な知的活動の支援実現への貢献をめざします。

カリキュラム

 数理・情報科学分野のカリキュラムは、主に情報科学、数理科学領域の科目から構成されています。各自の研究内容等に応じて、指導教員と相談の上で、産業システムや人間-機械システムなど関連領域の授業科目をあわせて履修することも可能です。

  • 共生システム特論
  • 応用数学特論
  • アルゴリズム特論
  • 応用非線形解析特論
  • ソフトウェア工学特論
  • 最適化特論
  • ネットワークシステム特論
  • システム制御工学特論
  • データ工学特論
  • 修士論文研究
  • 知能情報学特論

修士論文のテーマ例

  • ユーザ視点に応じたWebドキュメント間関係抽出を重視した情報探索支援システム
  • ドキュメントタイプ横断的な研究資源推敲過程の蓄積・視覚化システム
  • 平面グラフの面の大きさを考慮した描画アルゴリズムの研究
  • Finding shortest paths in a network with an integral length function:A new efficient scaling algorithm and its computational results.
  • 協調ソフトウェア設計演習のための検討過程資源化手法
  • クエリ間の関係性に着目したWeb探索コンテクスト抽出手法
  • 力学モデルによる平面グラフ描画アルゴリズムの研究

院生インタビュー

情報の技術を実践的に修得。
グラフ描画における効率のよいアルゴリズムを研究テーマに。
  • 数理・情報科学分野 博士前期課程 2015年3月修了
  • 国分 優地
  • 所属研究室:三浦一之研究室
  • 研究テーマ:力学モデルによる平面グラフ描画アルゴリズムの研究
  • 出身高校:福島県立安達高校

Q, 大学院へ進学したのはなぜ?

 学類では既存のグラフ描写手法の実装について研究していました。新しいグラフ描画手法の研究を行うことで数学的な問題解決能力を高められると思い、大学院に進学しました。また、学類時代の学びの中でソフトウェアの設計や開発に興味を持ち、それらの能力を高めたいと思ったことも、大学院への進学を決めた理由の一つです。

Q, 研究室の魅力は?

 日々進化し続ける情報科学と、それを支える数理科学について深く学ぶことができます。講義では実際にプログラム作成を行うことも多く、情報の技術を実践的に修得することができるのが魅力です。講義や学会での発表の機会も多く、そこで身につけた人に自分の考えを分かりやすく伝える技術は、社会に出る上でとても役立つスキルだと思います。

Q, 研究テーマにどんな面白さが?

 いくつかの点とそれらを結ぶ辺からなるグラフの描画において、より見やすい描画を生成する方法と、それを計算機上に実装する研究を行っています。グラフ描画における効率のよいアルゴリズムの研究は、プログラミング技術の向上にも大きく関わるところなので、いかに問題の起きないようなアルゴリズムを導き出せるかが研究の面白さだと思います。

Q, 大学院修了後の進路は?

 今後はソフトウェアの設計・開発技術者として働きます。プログラミングなどの情報科学の知識や技術はもちろんのこと、研究を通して学んだアルゴリズムなどの数学的な問題解決能力を生かし、より良いソフトウェアの開発を行っていきたいと思います。

修了後の進路

ソフトウェア、情報通信、電気、運輸分野をはじめとする企業の設計・開発技術者、システムエンジニア など

研究者紹介

石原 正

制御理論とその応用

内海 哲史

インターネット技術の性能評価

笠井 博則

非線形現象の理論的・数値的解析

神長 裕明

ソフトウェア設計・開発方法論

篠田 伸夫

ネットワークの教育利用および情報セキュリティ

中川 和重

非線形拡散に代表される現象に対する数学枠組みの理論解析

中村 勝一

知的情報の抽出。視覚化手法とその応用

中山 明

ネットワーク最適化

藤本 勝成

非加法的尺度とその応用

三浦 一之

グラフ描画アルゴリズム