人間-機械システム分野 | 国立大学法人 福島大学 共生システム理工学類

アドミッションポリシー

 人間と共生可能な機械システムの実現をめざした研究教育を展開しています。
心理・生体など深い人間理解、新たなシステムにかかわる材料やメカトロニクスなどについて探求し、真の意味で人に優しい機械システムの実現に貢献することをめざします。

カリキュラム

 人間-機械システム分野のカリキュラムは、主に人間理解、機械電子領域の項目から構成されています。各自の研究内容等に応じて、指導教員と相談の上で、数理・情報科学や物質科学など関連領域の授業科目をあわせて履修することも可能です。

  • 共生システム特論
  • 感覚運動工学特論
  • メカトロニクス特論
  • 人間医学工学特論
  • 福祉工学特論
  • サウンドスケープ特論
  • 実験心理学特論
  • パワーエレクトロニクス特論
  • 神経生理学特論
  • 材料システム特論
  • 精神生理学特論
  • 修士論文研究

修士論文のテーマ例

  • 速度-精度トレイドオフと意識の切り替えに関する研究
  • 追従運動学習の転移に関する研究
  • リハビリテーション用基礎データベース構築のための日常生活動作の計測
  • 小型外骨格型アシスト機構と機能的電子刺激を用いた麻痺手補助システムの開発に関する研究
  • 神経の選択的電気刺激に関する研究
  • レム睡眠中の自律神経系に関与する扁桃体ニューロン活動の解析
  • プラスチック/CFRPシートのためのせん断加工に関する研究
  • 補助人工心臓の装着が循環流量の心臓負荷感度に与える影響

院生インタビュー

最善のアプローチで問題に取り組む研究環境のもと、
様々なアプローチから人間を支援するための研究を展開。
  • 人間-機械システム分野 博士前期課程 2015年3月修了
  • 丹根 成郎
  • 所属研究室:二見亮弘研究室
  • 研究テーマ:速度-精度とレイドオフと意識の切り替えに関する研究
  • 出身高校:芝浦工業大学柏高校

Q, 大学院へ進学したのはなぜ?

 首都圏の大学で、動物型介護ロボットに関する研究を行っていました。大学卒業後の進路を決める際、もっと自分の研究を深めたいと思ったことから大学院進学を決意。人々の豊かな暮らしの実現のために研究に取り組む先生方や学生の皆さんの熱気に引かれ、福島大学大学院に進学しました。

Q, 所属する研究室の魅力は?

 私の研究室は、決まった時間に研究室に行かなければいけない、いわゆるコアタイムといったものがないので、時間の使い方や自分の研究の進捗に対するマネジメント力を高めることができたと思います。また、月に2回の研究室内での研究発表や、定期的に開催される合同ゼミなど、発表の機会にも恵まれたことで、人前で自分の考えを発表することに苦がなくなり、就職活動にも自信を持って臨むことができました。

Q, 研究テーマにどんな面白さが?

 日々の生活における運転行動等によるトラブルを調査するために、多重課題下の心理実験を通じて人間の認知能力を評価する研究を行っています。既存のアプローチにとらわれることなく、常に最善のアプローチで問題に取り組める環境があることが本研究科の特徴です。また、認知心理学やFES(機能的電気刺激)など、様々なアプローチから人間を支援するための研究ができることに面白さを感じています。

Q, 大学院修了後の進路は?

 大学院修了後は、数ある自動車部品の中で最も安全に寄与するパーツであるヘッドライトの設計職に就く予定です。安全な運転環境を提供するため、今までの学びを生かし、人間の認知能力における弱みを補助するようなライトを作っていきたいと思います。

修了後の進路

医療福祉機器、家電機器、自動車関連産業、電力分野をはじめとする企業の設計・開発技術者 など

研究者紹介

岡沼 信一

磁気発信を利用した新形式計測・制御装置

小沢 喜仁

先進材料システムの開発と力学的評価

小山 純正

睡眠調節の神経機構をさぐる

高橋 隆行

人間共存型ロボットとメカトロニクス応用

高原 円

心理生理学的アプローチでの人間の意識と睡眠に関する研究

田中 明

生体循環系を中心とした解析・制御・診断

筒井 雄二

動物の記憶・学習機能

永幡 幸司

サウンドスケープ研究とサウンドスケープ・デザイン

二見 亮弘

ヒト理解に基づくヒューマンインターフェース

増田 正

人体運動の計測とモデリングに関する研究