再生可能エネルギー分野 | 国立大学法人 福島大学 共生システム理工学類

アドミッションポリシー

 首都圏のエネルギーを支えてきた福島県は「再生可能エネルギー先駆けの地」として復興し、発展することが期待されています。
学外の研究機関等と連携し、再生可能エネルギー、省資源・省エネルギー、エネルギー資源の需要・供給解析等に関する教育研究を行い、エネルギー問題に対する広い知識を持ち、革新的再生可能エネルギーの開発と持続的発展を支える高度専門知識・技術を兼ね備えて社会の発展に貢献することをめざします。

カリキュラム

基礎領域と発展領域の項目から構成されています。
各自の研究内容等に応じて、指導教員と相談の上で、環境システムや物質科学など関連分野の授業科目をあわせて履修することも可能です。

  • 共生システム特論
  • 環境経済システム特論
  • パワーエレクトロニクス特論
  • 地域計画特論
  • エネルギーシステム工学特論
  • 材料物性特論
  • システム制御工学特論
  • 再生可能エネルギー特論
  • 無機固体化学特論
  • エネルギー政策特論
  • 資源材料工学特論
  • 風力エネルギー技術特論
  • 製造プロセス工学特論
  • 太陽光発電特論
  • 最適化特論
  • 地球熱システム特論
  • 生物工学特論
  • 修士論文研究
  • 流域水循環特論

修士論文のテーマ例

  • バイオマス焼却灰の固形化処理の研究および自動固形化手法の開発
  • 再生可能エネルギーを用いた被災農地の復興
  • 全域通過要素を含む非最小位相系に対するループ伝達関数回復法に関する研究
  • 固体化した時と液状の時のMCFゴムの電気特性に関する実験
  • 風車直径70cm級のカエデの種型風車の風力特性に関する実験的研究

院生インタビュー

開発職としての就職を目標に高専から学類へ編入学。
再生可能エネルギーを課題に大学院へ。
  • 再生可能エネルギー分野 博士前期課程 2015年3月修了
  • 熊谷 亜未
  • 所属研究室:佐藤理夫研究室
  • 研究テーマ:バイオマス焼却灰の固形化処理の研究および自動固形化手法の開発
  • 出身高校:仙台高等専門学校(名取キャンパス)電気工学科

Q, 大学院へ進学したのはなぜ?

 高等専門学校を卒業後、学類の3年次に編入学しました。将来は製品開発の職に就きたいという思いがあり、学類卒では開発職への就職は難しかったことから、大学院に進学しました。震災を経験し、今後エネルギーはどう移り変わっていくべきか、そのために必要な技術とは何かを体系的に学びたいという気持ちから、再生可能エネルギー分野を選びました。

Q, 研究科の魅力は?

 福島県は再生可能エネルギーの先駆けの地として復興することを目標に掲げおり、県内に研究施設が多いことが魅力の一つです。文献を探し研究室内で研究するということが一般的には多いと思いますが、太陽光パネル施設など実際の施設を見ることにより、さらに現場を意識した研究が可能になっています。

Q, 研究テーマにどんな面白さが?

 修士論文では、薪ストーブ等の小規模熱利用設備から排出される焼却灰の取り扱いを簡便にすることを目的に研究を進めました。派手なテーマではありませんが、少しでも地域貢献がしたいという思いから、このテーマを選びました。所属する研究室では県内の企業や研究機関との共同研究がさかんで、製造現場の見学や研究開発者との対話を通して実用度の高い研究を行えることが面白い点ではないでしょうか。

Q, 大学院修了後の進路は?

 修了後は、エンジニアとして製品開発の仕事に就きます。エネルギーという課題をテーマにしたことで、一つの物事に対して多種多様な見方があるということを実感しました。エンジニアとしても、多角的な視点からの製品作りを心がけていきたいと思っています。

修了後の進路

国や企業などの研究・開発部門における再生可能エネルギー関連の職、電気・情報・通信、機械・自動車、化学・医療、運輸・建設・鉄鋼、金融・商社・シンクタンク、公務員 など

教員一覧

浅田 隆志

木質バイオマスの炭素化,エネルギー転換技術の開発

生田 博将

二次電池材料の高性能化

石原  正

エネルギー制御理論とその応用

岡沼 信一

電気エネルギー計測・制御装置

川﨑 興太

低炭素まちづくり、地域再生

佐藤 理夫

再生可能エネルギー技術の実証研究と政策立案

島田 邦雄

エネルギーシステム工学、風力発電、小水力発電

杉森 大助

バイオディーゼル燃料の原料油の収量向上のための新規酵素の開発

中村 和正

原材料への異種または同種元素添加による高機能性材料の開発

中山  明

エネルギー供給ネットワーク最適化

南部 和香

循環資源の最適利用に関するモデル分析

山口 克彦

物性物理学を基礎としたエネルギー変換電子デバイスの開発

横尾 善之

水資源量の推定